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テーマ:仕事しごとシゴト(23736)
カテゴリ:お仕事のお話
半年に一度のお勤めの日がやって来ました。 朝少し早めに出て広島駅の9番ホームの駅うどんで朝ご飯を食べて行きます。 食券を買っていると芸備線でやって来たおさむちんと会いました。 「朝からうどんですか」と呆れられましたが鉄ちゃんの朝は駅うどんから始まる。 さて今日は先日から理事長が根回ししていた「今回はかなり厳しい事を言う」らしいです。 どんなになるかドキドキしながら行ったんですがその中身は人件費が60%を超える医院はベースアップ無しという事でした。 うちの法人はスタッフがなかなかやめないので20年くらい勤めているスタッフが相当数います。 律義に毎年昇給してきているので結構な高給取りがいっぱいいるんですな。 そう言う医院は人件費を払うために働いている状況になってます。 大きな企業ならリストラしてスリム化するんですけど小心者の理事長はスタッフを辞めさせるの極端に嫌います。 それでこんな状況になっていてこれ以上人件費を上げないために元々多い所はもう上げないって言いたかったんですね。 まあそれはそうでしょう、ただ受付やってるだけのおばちゃんに30万円は多いですわな。
さて今日も昼食大席取り合戦が始まります。 幸先よくスタートしたあっしは一番に部屋に飛び込みます。 さっさと一番いい席を取って悦に入っていると今日は理事長は腰痛のマッサージの為後から来ると言う事であんまり意味がなかったですわい。 そして会議中なのにビールが出ると言う不思議な昼食で死ぬほどの勢いでビールを飲んでいますと 端の方にデキャンタに入った透明な液体と氷の入れ物、そして水が入っているらしいピッチャーと電気ポットが置いてあります。 電気ポットの中にはきっと番茶が入っているに違いない。 となるとデキャンタに入った透明な液体は「焼酎」である。 隣のケンジさんやK藤君に「あれはどう見ても焼酎よねえ?」 け「うん、そう思う」 ビールは分かるにしても会議中に焼酎出すんか。 最近昼食時に飲み過ぎて午後からベロンベロンに酔っぱらう人がいなくなったのでとうとう焼酎まで出し始めたか。 我々は焼酎の話題で相当盛り上がりました。 「よし、飲め」とK藤君に言っても「僕からは飲めませんよ」と及び腰です。 「仕方ないわしが先陣を切ってやろう。」 という事でそ~っと近付いて、デキャンタの中身の匂いを嗅ぎます。 無臭ですがな。 「あんまり酔って匂いも分からんようになっとるんか」 と思いおもむろにグラスを取ってコップ半分も焼酎を飲んだら本当に死んでしまうので、ちと遠慮して1/4程焼酎を入れました。 ストレートじゃきつすぎるので隣の電気ポットから番茶で半分ほど割りました。 これで焼酎の番茶割が完成していそいそと席に帰って来ました。 嬉しそうに一口頂きますと番茶の味しかしません。 「あんまり酔って味も分からんようになっとるんか?」 もう一回飲んでみよう。 やっぱり番茶の味しかせん。 ケンジさんが近くにいた係りの人に「あの入れ物は何が入ってるんですか?」 って親切に聞いてくれました。 「水ですよ」 あっしは嬉しそうに水を番茶で割って飲んでいたのです。 け「あんたあなかなかやるねえ、そんなこと誰も出来んよ」 と褒めてもらいましたが、係の人は 「あの人水にお茶入れて飲みよるでえ」 と思ったに違いありません。 また、しばらくこの話題で盛り上がってしまいました。 次は必ず焼酎を飲んでやる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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