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カテゴリ:家族なお話
昨年家内の母が亡くなりまして、一人残ったじいちゃんをうちで引き取って7人で暮らしています。 じいちゃんはかなり厳しい糖尿病で、この冬が越せるのかと言われていました。 そしたらなんとばあちゃんが先に逝ってしまいまして、何が起こるかわからんもんです。 重い糖尿病なんで食事制限や、腹が太るほどの薬を飲んだりしないといけません。 ばあちゃんが生きていた時は有能な薬剤師の義兄が毎週のようにやってきては管理してたようなんですが、 うちに来てからはほぼノーマーク(笑) なぜか毎日のように大好きなコロッケが買ってありますし、「これとこれだけは毎日飲ませえ」と言われている薬も「今日は腹が太いから飲まん」日もあったりして。 「もう83なんでそんなに我慢せんでも」と言う家内の言い分ですがうちに来てから確実に寿命は短くなったでしょう。 おまけに4人の子供が保育園や小学校から色々な病原菌を持って帰ってくるので、糖尿病のじいちゃんにとっては「ガソリンを被って火事の家に飛び込む」様な状態とあっしは言っています。 今まではばあちゃんと二人で静かに暮らしていて、台所に入る事もなかったのですが、 最近小さな子に囲まれて、活力が復活したのかいつも台所の端に立って色々と指図しています。 昨日はスーパーに連れて行ってもらって自分が目利きしたカレイを買ってきて長男に料理させてました。 そのせいで疲れたのか途中で気分が悪くなり寝込んでしまいましたが出来上がる頃にまた出てきて美味しそうに食べていました。 この過酷な生活にいつまで耐えられるんでしょうか。
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