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テーマ:ニュース(100237)
カテゴリ:社会なお話
今までタイガーマスクが戦っていた虎の穴を悪の組織であると思ってましたが、 よく考えるとプロレスラーを育成し、活躍させてそのファイトマネーをピンはねする手法は普通にビジネスとして真っ当な組織ではないでしょうか。 伊達直人は子供達に自分のような苦しみを味わってほしくないとの思いで虎の穴と戦うわけですがこれは間違いです。 世界中から才能のある子を集め一流のアスリートに育成するには死ぬ程のトレーニングを積むのは当然ですし、 そういうチャンスを孤児や貧しい子供達に与えると言う点では善意に溢れた組織と言えるでしょう。 そうやって育成したプロレスラーは悪役となって反則を繰り返すわけですが、 興行ですからプロレスに悪役は必要な存在ですし、反則も織り込み済みで当たり前の行為です。 ですから虎の穴はプロレス界になくてはならない存在でそこでお世話になったレスラーがファイトマネーの半分を上納するのは当然の義務と思われます。 吉本興行の若手芸人の方がよほど非人間的なギャラなのではないでしょうか。 それをちびっ子ハウスの経営の為とはいえ個人的な理由で上納しないのは裏切り者とされても仕方ないのです。 そして、ここでも虎の穴の優しさが現れます。 普通悪の組織であれば、裏切り者に対して、家に爆弾を仕掛ける、ゴルゴ13が狙撃する、家族同様のちびっ子ハウスを襲うなどの卑劣な行為に出るわけですが、 タイガーマスクに対し、虎の穴は正々堂々とプロレスの試合で勝負に出てくるのです。 結果としてこれでタイガーマスクは潤いちびっ子ハウスの経営も続けられるので社会的に評価される行為だと思います。 芸能プロダクションならテレビ局や興行主に圧力をかけタイガーマスクに仕事が来ないようにして干すのが普通です。 大きく見ますと、個人的な理由でわがままを通すタイガーマスクを虎の穴が大きな心で支えていく物語と言えなくもないですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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