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テーマ:水泳(1790)
カテゴリ:家族なお話
昨日は息子1の水泳の大会がありました。 2年生になった息子1にも後輩が出来て「先輩」と呼ばれている姿に笑ってしまいました。 その後輩は体が大きくて飛び込みの練習をする時「大き過ぎて持たれん」と言ってました。 なのでその後輩は飛込みが出来ないまま、ノミのジャンプのような飛込みでスタートしていきました。 先輩となった息子1ですが今回は何故か余裕をかましております。 その根拠は小学校5年生の時のベストが1分38秒、6年生で28秒、昨年は18秒と、毎年10秒ずつ速くなって来ました。 18秒を出したのは昨年の夏、今年の2月には短水路(25mプール)ですが13秒が出て一応1年で10秒伸びるペースは保っています。 しかしそんなに上手く行くわけがありません、このままのペースで伸びると今年は国体に出て来年には世界新記録が出てしまいます。
さてこの大会、全部で予選は5組、持ちタイムの遅い順に泳ぐので実質後ろの2組で勝負が決まります。 息子1は最終組の端の方で「1分18秒くらいで予選は通るじゃろう」と思ってたようです。 が、4組目で16秒が2人出ました。 「こりゃあ15秒が要る」 昨年から今年にかけて大きく変わった事があります。 昨年までは100mは長いので始めゆっくり入って後半上げていくペース配分でした。 初めて100に出た時「最初から最後までゆっくり泳いだのでしんどくなかった」と言う名言が残っています(笑) 陸上競技でもそうですがそう言うペース配分で速くなるのはかなり上のレベル。 素人は始めからぶっ飛ばしてどこまで持つか競争の方がタイムは出ます。 それを始めたのが今年の1月、それでこの半年間に5秒も伸びる怪事件につながりました。 他の子はびっくりしたでしょう。 大体近隣のトップレベルの子は顔見知りでお互いに首を絞めたり蹴りを入れたりする仲です。 どれくらいで泳ぐか知っていましてその序列もそう簡単には変わりません。
ゆっくり入って最後頑張って18秒で予選を通る作戦でしたが急遽始めからぶっ飛ばす事になりました。 前半折り返しが34秒45、なんと2位で通過、ここから徐々に抜かれていって1分14秒9。 後半タレまくって40秒もかかっています、いつもコーチに「どれだけ死ぬんや」と言われています。
無事予選は通過して決勝ですが、「今度は33秒で入って異次元の入りを見せる」と鼻を膨らませます。 33秒てあんた、短水路での50のベストが33秒なのに。 「そんで後半死に過ぎるので50から75まで流してみたらどうじゃろうか」と言ってました。
そして決勝、本人的には異次元の入りを見せたつもりですがやっぱり34秒61。 なんと本当に50から75まで流してごぼう抜かれ(笑) 75からは明らかにペースアップするものの一度落ちたらなかなか盛り返せないもので結局1分15秒6で7位に終わりました。 まさか、決勝でそんな実験をして見るとは思いもよりませんでした。 一緒に行った近所のお姉ちゃんは200m個人メドレーのバタフライを33秒で入って本当の異次元の入りを見せて優勝してしまいました。 泳ぐ前は「いやじゃ~いやじゃ~棄権するう」と言ってたのですが、それはアドレナリンが出て体中が気持ち悪くなっている証拠。 こりゃあ結構やるんじゃないんかと思ってたんですがやっぱりですな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2013年06月17日 16時54分03秒
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