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テーマ:水泳(1790)
カテゴリ:家族なお話
息子1の県総体で福山ローズアリーナに行きました。 近くまで来てなんだか懐かしい景色、「そうだここは福山分校があった所」 かつてこの地には広島大学教育学部福山分校があり、体育教育学専修の方々が2年生から4年生まで勉強された所です。 体育の先生を育成する学科ですからもちろん運動部の主力は福山。 わしも散々っぱら合宿やらバトン合わせやらで福山に通いました。 貧乏学生の多い広島大学の面々は広島から福山まで2時間かけて普通列車で行ったもんである。 自宅通学で育ちの良い私は母から「何で新幹線で行かんのん?」と不思議がられたもんです。 この日は息子1と近所の部長の女の子とそのお母さんの4人で行く予定でした。 家内は娘達と小学校の美化作業と言うのに参加する予定です。 しかし前日から大雨の予報、雨が降ったら美化作業は中止です。 お出かけ好きの家内は福山に行くと聞いていても立っても居られずソワソワした様子。 「この予報なら美化作業は無いよね?」とどうしても福山に行きたいようです。 「絶対に無い、下手したら水泳の大会も無くなる」と太鼓判を押してやりました。 安心した家内は万が一美化作業があった時の為にしっかり者の娘達を家に残し、しっかりしてない者の息子達を連れて福山に行く事にしました。 行く時部長の女の子とゴリさんの話をしました。 着々と計画が進んでいる事にうけてましたわ。 会場についてそのお母さんが教えてないのに「あれがゴリさん?」と聞いてきました。 やっぱり誰が見てもゴリラに見えるんですな(笑)
今回は県大会なので予選を通るかどうかギリギリの所です。 前回は上の人が予選を流し過ぎて100分の1秒届かず、息子1が10番目で決勝に出てしまいました。 「今回のローズアリーナは9コースしかなく3年生は最後の大会なので並々ならぬ覚悟でやってくる。前回のような流し合いをするつもりなら決して通る事はないし、予選流して落ちたりしたら来年からは来ん」と言ってやりました。 合宿に行くと、泣いて帰りたがるので今年も合宿には行かず、みんな真っ黒になって練習している時に海に行ったり遊園地に行ったり遊び呆けていたので今回はええとこ1分14秒台かの、15秒かからんかったらええね、と思ってました。 合宿が明けて1週間猛練習させられて、前の日はしんどいので仲良しの先輩と2人でビッグウェーブに調整に行きました。 これが上手くいったのか、予選で12秒99、なんとベスト更新しました。 予選も6番目で通って決勝は12秒39とまた更新して順位は7位でした。 同じスイミングスクールの仲良しの先輩は同じ種目で14秒かかって予選落ちです。 去年まではこの先輩の方が圧倒的に強くて目標となる先輩だったのですが、今年の夏になってから調子を落として思うようにタイムが出なくなりました。 その間微妙にタイムが伸びていた息子1は微かに逆転する事になり、ここ数試合は順位が上の事がありました。 そうなるとやっぱりこの先輩の機嫌が悪くなるようで、「近くには居るけどじっとしとる」と言ってました。 「その後先輩が話しかけてくれたらそれでええんじゃけどそうじゃなかったらず~っと黙っとる」と苦しい境地を説明してくれました。 「イエ~イ!12秒台!!」とVサイン出してみたらええのにと言ってやったら、 「そんなことしたら100m四方が凍りつくじゃろうね」と言ってました。 そんなことよりゴリさんに「ゴリさん」と呼びかける方が喫緊の目標でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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