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テーマ:水泳(1790)
カテゴリ:家族なお話
今日は息子1の2回目の人生のピークの日でした。 1回目は中1の時の中国五県対抗でジュニアの部の代表に選ばれた時、身長が低いのでこれまでかと思ったのですが、案外その後も少しずつ伸びまして 現在の広島県のランキングが4番目、今日の結果によっては中国大会(3位まで行ける)の可能性もあります。 「GXを履いて鳥取に行こう」の合言葉のもとにここ1カ月頑張って来ました。 高速水着の効果は短水路では顕著だったものの長水路では「?」な感じでした。 普通の水着で市中で11秒26、GXで国体予選が10秒63、この微妙な差はどう解釈したらええでしょうか。 3日前から始めた(笑)NEW飛び込みのおかげで自信もあるようです。 朝、「今日は31秒で入る」と言って出かけました。 前半の50m、広島県の1番の子が大体32秒5くらいで入ります。 それでトータル1分8秒の後半くらい。 普通31秒で入れると7秒台が出て全中に出られるんです。 息子1は超前半型で、これまでも50mまでは32秒中頃で入ってトップで折り返してその後ゴボウ抜かれと言うレース展開を得意としております。 その昔、日本競馬界にツインターボと言う「先行逃げ切れない型」の名馬がおりまして、その競走馬を思い出させます。 実はあっしが学生時代陸上競技をいたしておりました折にもこの「どこまでもつか競争」的なレース展開をしておりました。 血は争えないと思う今日この頃でございます。 宣言通りとはいきませんでしたが、反応タイム0.59秒のトップで飛び出し、NEW飛び込みでトップに躍り出ると50mを32秒03で折り返しました。 一番手前の半身飛び出しているのが息子1、黄色いロープの間で泳いでいる2人が最終的に1位と2位の選手です。 このアドバンテージのおかげで75mまでトップでした。 その後実力者2人に抜かれるも堪え切って3位入賞で中国大会に行く事になりました。 1位の子とは同じ市内ですし前から知り合いで仲良しでしたが、2番目の子は福山の方の子であまり知りませんでした。 2番のT君は昨年あたりから目立って力を付けて来て1番のO君に迫る勢いでした。 そして学校は広島県でも1、2を争う超進学校。 息子1は「水泳も速くて頭も超偉い凄い奴」と勝手に想像していました。 その結果、頭に思い描くT氏の外観は「キムタクの様」だったのです。 そのT君を意識し始めて初めて見たのが先週の国体予選です。 実際のT君はと言いますと体はでかいけど、顔は普通の田舎の中学生(失礼)ってな感じで息子1は「あれは無い!!」とか「あの顔は無い!」と激怒していました。 あっしから見れば純朴そうな少年と言う感じで好印象なんですが、何しろイメージがキムタクなもんですからその落差も激しく勝手に落胆する息子1なのであります。 と言う、誠に失礼な一人相撲もありましたが今日は向こうから話しかけてくれて、超頭も良い学校の人なので言葉遣いも丁寧で一気に仲良くなったようです。 「じゃあ、勝手に怒っとった事は言ういて無いん?」と聞くと「まだ言えん」と言っておりました。 中中(中国中学校大会)は広島県の中学生が学校の垣根を越えて同じ仲間として行動して戦う大会です。 もうすでに中中に出る選手のLINEのグループができているらしい。(わしも仲間に入れてくれい) 目標は中中出場だったので頑張るのはこれで終わりです。 予選1本泳いで帰るだけなのでまた「どれだけ突っ込めるか」に挑戦するそうですわ。 次の合言葉は「31秒で入ってみんなを笑わせよう」ですな。
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