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カテゴリ:家族なお話
久しぶりに休みが重なったので息子1の水泳を見に行きました。 ここ2年くらい記録も伸びずもうこのままなのかと思ってました。 メンタルが極端に弱いので、小学生の頃は50mプールに圧倒されそれを克服するのに3年(笑) まあ、今でも泳ぐ前は「短い短い」と自分に言い聞かせているそうです。 中学校の時は個人参加なので1種目だけ出れば良かったのですが、高校になってメンバーが揃ってしまってリレーにもフル参戦します。 同じ学年の男子が6人いて皆で中国大会に行くために補欠枠を確保する目的で2つのリレーで8位以内に入る必要があります。 1日目、800mリレー。 元々短距離選手の息子1が苦手のフリーで200mも泳ぎます。 中学校の最後の大会で市区町村の対抗戦で800mリレーに出た時ゴボウ抜かれしてあまりいい思い出の無い種目ですが、ほかの3人が頑張って7位で中国大会が決まりました。 2日目、メドレーリレー、400mリレー、個人種目。 1日に6本も泳がなくてはいけない日程です。 でも強い選手は皆それぞれのリレーを泳いで個人種目でも力を発揮してくる。 それぞれのリレーを泳いでの個人種目入賞が強い選手の証です。 メンタルが弱いのでこの前の県総体まではこの日程に気圧されてグダグダなタイムで泳いでました。 個人種目はもちろん予選落ち。 ただ最後の自分たちの要であるメドレーリレーの時だけは皆に迷惑かけられないのでそこそこ頑張って1分9秒台で泳いでました。(個人種目は1分12秒とか) 今回はもうそろそろ頑張らないといけないと思ったようです。 朝のアップで緊張しすぎてゲボ吐いたそうです。 こりゃあ体調が悪いので個人種目の100m平は棄権しようと思ったらしいのですが少し泳いでみると事の他調子も良い。 それならやってみようと。 メドレーリレーは余裕の2位通過。 息子1達も流して泳ぎますが他の学校がそれ以上に流すのでいつも上位で通過します。 そして余計な400mリレー。 8位まで中国大会に行けますが、10位通過で決勝10位。 ただ2回疲れるだけと言う無駄なリレー(笑) それなら補欠の方々に出てもらえばいいのにと言ったのですが、「6本泳いでこその高校生」と言っておりました。 個人種目は調子良かったらしく10秒44で10位通過して決勝で9秒03の2年振りのベスト更新で9位。 調子いい時はスタートの反応時間が0.6秒を切ってきます。 大体これで50cmくらい得をする。 そのあと全速力で泳いで本人いわく「異次元の入り」をして後半耐え忍ぶ。 今回は逃げ切れるかと思われましたが2年前の県中の決勝と同じ相手に寸前でかわされて9位。 まあ、今までだったら決勝にも残れていなかったのが、4本泳いだ後にベスト更新して立派に勝負できただけでも大きな成長ですな。 そして、最後のメドレーリレーもきっちり仕事して3位入賞。初めて表彰台に上がりました。 小学生の頃「表彰台は恥ずかしいから」と蚊の鳴くような声で言っていたのを思い出します。 大会が終わって帰ろうとすると外が急に暗くなりゲリラ豪雨がやってきました。 ほんと「滝の裏側にいるような」感じ。 「これはいけんやつじゃ」 しばらく外には出られないね。 「君たちは水着着てたら大丈夫だよ」 「いや、もう着てねえよ」 と、つまらぬ会話をしながら待ちました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2016年07月04日 17時51分14秒
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