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2011年03月18日
カテゴリ：仕事・会社
今週は、もう気分的にはどんよりとした日々でした。 テレビ、ネットニュース、新聞、ラジオ…何を見ても聞いても泣けてきてしまい… 私は１６年前の阪神大震災時に、神戸の実家にたまたまダンナとともにいて、震災に遭遇し、１週間大阪の自宅に帰れず避難所生活もしました。 家族はみんな無事でしたが、自分が育った実家が全壊となり、両親は避難所生活、祖母とバニラは親戚宅に居候…後に父親は仕事の関係でウチに居候、母と祖母は母姉宅に居候と家族バラバラの生活もしてました。 なんだか、あの頃を思い出すのか、がんばらなくっちゃ！と思いつつも気分が滅入り、ため息ばかりついてしまう… あの頃は、なんで神戸がこんな目にあうのよっ！ヒドイ！辛い！震災にあった人にしかこんな気持ちは分からん！とかも思っておりましたが、日がたち、年がたつにつれ、あんな思いは誰もしない方がいい！もう地震なんかイヤ！と気分も変わっておりました。 しかし…今回の震災を報道で見るにつけ、本当に恐ろしくてかわいそうで、悲しい…神戸の震災が教訓となって、早い対応になってたりするものもあるけど、そんな努力も上回る出来事がたくさんあって… 神戸の震災を経験して、復興のためにも、被災してないエリアが頑張って、動いて、助けてちゃんと生活しなくては！と気分を盛り上げておりましたが… 私の仕事は、広告関係です。今朝、ネットニュースでこんな記事をみました。「ＡＣ大量ＣＭに苦情殺到…脅迫電話も」っての… 実は、この１週間、仕事は広告出稿予定のところからのキャンセル対応がほとんど…という仕事内容の日々でした。 震災直後は、テレビ、ラジオなどの放送は特番編成となり、通常番組がなくなり、ＣＭは一切入らない状況が続いておりました。 が、大阪は水曜日頃からか？ぼつぼつと通常番組が入ったりし始め、それとともにＣＭ枠も復活してきましたが、こんな状況でＣＭを流すのはちょっと…自粛したいという広告主が多く、このような場合に差替えとして入るのがＡＣのＣＭです。 ＡＣってのはマスコミ各社が会員となっている組織で、各社からの会費で作られたＣＭが、このような事態の時に使われているのです。 神戸で震災にあった時は、被災地にいたのでテレビは全然見ておらず、大阪や他のエリアがどういうＣＭだったのかは知らないのですが、状況的には同じような事があったと思います。 この差し替えした分の、ＣＭ料金は、広告主が全部、支払うのかどうかはケースバイケースかと思われますが、とにかくキャンセルなどが相次いでいるので、テレビやラジオ局、新聞社などなどの媒体社も広告関連の会社も大打撃なのは間違いないです。 ウチの会社もマイナスがすごそうで…どうなることやら…心配です。被災地の人に比べたらなんでもないっ！と元気を出しますがね！ とりあえず、今、ノーテンキなＣＭがガンガン入ったら、めっちゃ怒るでしょ？嫌な気分になるかもでしょ？？だからこういう状態になってるのに、脅迫までするなんてヘンだわ！ 普通にテレビ見れてる状態がどんなに、幸せな状態か考えて見て欲しいわ！何度も同じのを見てるから「しつこい！」と思うのは分かるけど…こういう事情がある！って事なんです。 ただ…確かにＣＭの種類が少ないので「しつこい」になるんでしょう。だったらこの枠を被災地の人々からのメッセージの枠とかに出来ないもんかしら？ 各局、現地に行ってるわけだし、生放送でなくていいし、簡単な編集だけで出来るものにして…って… 広告主はそんな枠を提供してる！ってことで提供テロップを出して、広告料金も払っていただく！役に立つじゃないですか！！ 単純な頭ではこんな事がうかんだのですが…どうなんでしょうかねー。
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