テーマ:伊坂幸太郎作品を語ろう(32)
カテゴリ:カテゴリ未分類
ご無沙汰しておりました、るってんしゃんで御座います。
皆様、お元気でお過ごしでしょうか? 私は、4月からネットの繋がらない環境下での新生活が始まり、 新しい職場にも慣れたような・・・やっぱり慣れないような・・・ とりあえず、それなりに楽しく暮らしています。 今は夏休みで帰省したので、久しぶりの更新です。 で、なぜ日記のタイトルが「コピペ多発注意報」なのかと 申しますと、先日とある方から善意でご助言いただきまして、 どうやら、このHPに掲載している卒業論文をコピペして 大学のレポートや論文・卒論を提出している者が続出している らしいということが発覚いたしました。本当に残念です。 もちろん、以前から > 私の論文や作品概要、作品マトリクス等を > 参考・引用されたい方がいらっしゃいましたら、 > どうぞご遠慮なく申し出て下さい。 > その代わり、その際は、<参考・引用文献> > として、ここのHPの名前・アドレスを論文に > きちんと明記してください。 と申し上げており(言わなくても常識だとは思いますが)、 今まで、熊本大学や茨城大学などの幾人もの学生さんから、 きちんと参考・引用のご報告をいただいておりましたので、 私の卒業論文を有効に活用して下さる方がいらっしゃる ことを嬉しく思っていたのですが、その一方で、まさか 「引用」という形ではなく、あたかも自分の書いた文章 のように装って乱用している方が多数いらっしゃるとは・・・ ま、こちらとしては、すでに伊坂幸太郎さん本人に見て いただいている論文ですから、いくら他人が私の文章の 筆者だと偽って発表しても、本当は私が書いたという事実は 伊坂さんが知っているから大丈夫、問題ないという思いがあり、 不特定多数の人が見ることのできるネット上にUPする以上、 ある程度の無断使用は仕方ないだろうと考えておりました。 検索すれば簡単に出てくるのにもかかわらず、コピペに 気づかない教授もある意味滑稽だと思いますし、コピペだと バレて単位不認定になる恐れだって絶対あるはずなのに、 それでもコピペしちゃう楽天さをちょっと尊敬もします。 何より、「使えない駄文」を自分の論文として提出する人は いないでしょうから、コピペであれ、私の文章をある程度 認めて下さったということですから、愛媛の自分の文章が 全国の大学に蔓延してしまっていることを想像すると、 なぜか妙な嬉しさも感じて、ちょっとムズムズします。 怒らないから、どこの大学の人が私の文章で論文提出 したのか統計取りたいから、むしろ全国統一したいから 正直に名乗り出てくれー!という気分です。 しかし、それでも、私が書いた卒業論文のコピペによって 本当に単位認定・卒業認定されてしまったのだということを 考えると、学生さんの本来の力を発揮する機会を奪って しまったのではないかと、コピペという安易な方法に 飛びついた者の周囲にいらっしゃる真面目な学生さんに 不快な思いをさせてしまったのではないかと、また、 「あの教授はコピペに気付かないよ」と噂されて今まで 尊敬されていた教授が評判を落としたのではないかと、 いたたまれない気持ちになります。 そこで急遽、卒業論文の本編だけ削除させて頂きました。 全部消してしまうのは、参考・引用することを考えていた 善良な学生さんに申し訳ないので、目次・はじめに・おわりに・ 特大付録の年譜・卒論発表会用ダイジェスト版は残しています。 あと、HPのTOPに 『どこよりも“文章”として詳しい「作品リンク」一覧あり。』 と銘打っており、卒論の中でも自負できる部分だと思うので、 前後の文章を省いた作品リンク一覧のみのHP用抜粋版を 新しくご用意させていただきましたので、ご覧下さい。 これも「神様のレシピ」に書いてあったのかなと思いつつも、 でも、本当は、私の卒論をバトンにして、多くの学生さんの 新たな「伊坂幸太郎研究」に繋げていって欲しいです。 コピペできない形でUPできる方法ってありませんかね? ご存じの方がいらっしゃいましたら、どうか教えて下さい。 以上、不本意ながら卒業論文の本編のページを削除させて いただく事態になりましたこと、どうかご了承下さいませ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|
|