今頃読んでいます 村上春樹
4月初めての土曜日春とは名ばかりで 朝 夕は冷えますね桜も開花宣言から何日経ってるか・・・なかなか満開まで行きませんね3巻のシリーズですその中の1巻 【内容情報】(「BOOK」データベースより)ねじまき1わたしたち、10分間あれば、わかりあえるわね? と彼女は言った。僕の家から、まず猫が消えた。そして妻のクミコも姿を消した。一人きりになった僕の家に奇妙な電話がかかるたび、平和な郊外住宅地は、底知れぬ闇の奥へと静かに傾斜をはじめる。最愛の妻を取り戻すため、'84年の世田谷の路地裏から'38年の満州蒙古国境まで、駅前のクリーニング屋から意識の中にある井戸の底まで、暴力とエロスの予感に包まれた、地図のない冒険の旅が始まる。 実はこの3巻の文庫本9年前から本棚にありましたその頃話題となった作家さんでもあり作品読みたいと買ったままで・・・当時は読解力がなかったのでしょうか興味のない内容だったのか?読んでも面白くもなくそのままに時を経て。。。(おおげさ)読み始めたらおもしろいと思うようになっていた面白いと感じる年頃になっていた? クロニクルってなに?年代記の事だそうでねじまき鳥の主人公僕 岡田亨30歳は法律事務所を辞めて主夫をしています会社を辞めて何をする当てもなくそこで人生は終わりかなと思っているやりたい事イメージが湧くまでそのままでいいじゃない妻のクミコはそう言います妻クミコとのあいだには子供はいない会話はほとんどクミコからの電話この作品が書かれた頃は電話携帯メールでは感じ取れないお互いの声が、表情が良く判る電話クミコの両親、兄弟、そのつながりの中で一匹のネコを探す間に不思議な女性達とのめぐり合いクミコの両親との約束で月一に会う老人戦争体験の長い話付き合わされる30歳で立ち止まった主人公はねじまき鳥がそのねじを巻くたびに自分の世界が混迷の度合いを深めていくのを感じながらお話は続いていきます2巻目に入っています 村上春樹さんは関西出身で私の実家に近かった^^懐かしい地名がその生い立ちに書いてあって何となく共感が親しみが持てる作家さんでした同じ頃にデビューした村上龍さんリューズバーって番組面白かったですね真理ちゃんが歳を取らないのが不思議(笑)