テーマ:たわごと(26889)
カテゴリ:日常
もう何か月も前に遡るのですが、
ダイヤ柄のグレーの靴下のお話です。 ある朝その靴下を履こうと思って取り出しました。 が、片足を入れた時点で異常に気付きました。 よく見ると左右の柄が違うのです。 比べてみると丈も違います。 洗濯の際、目が悪い母親が 似たような靴下と互い違いに組み合わせたようなのです。 柄の部分を折り返してまとめて1セットにしてあるので 履こうとするその時まで気付きませんでした。 まぁそれもよくある事なので、 近いうちにもう1ペアが戻ってくるだろうと あまり気にせずにいました。 そしてそのまま数か月が経ち…。 2週間ほど前の朝。 他の靴下が出払っていて、残っていた靴下がそれでした。 存在をすっかり忘れていましたが、まだ相方は返ってきていません。 ・・・仕方ない、これを履くか。 仕事中に靴を脱ぐことはないので、 左右ちぐはぐでもまぁいいか、と。 (本来は良くないのですが…我ながら適当ですねぇ) ※事務職なのに私服のジーンズなので靴下は見えません。 その日の夜。 そんなことを忘れて油断していた私。 すると実家に戻ってきていた姉が突然笑い出しました。 その視線は私の足元に。 あ、気付かれた(-_-;) 「左右違う靴下を平気な顔して履いてるなんてありえない」 そんなような事を言われました。 えぇえぇ、ごもっともですとも。 子供じゃあるまいに、 いい歳をした大人が左右違う靴下なんて履かないですよね。 ましてやそれに気付いていながら。 昔はそんな人ではなかったのですが、 最近の私はどうも適当すぎるのです。 そして1週間後。 私はありえない光景を目にしました。 その姉が、その互い違いの靴下を履いているではないですか。 デジャブか? 私が先日履いた靴下は無事に洗濯から戻り 互い違いのまま、再び私の靴下入れに収まっています。 ということは、姉が履いているその靴下は 私の持っている靴下の相方なのです。(ややこしいな) どうりで返ってくるはずがありません。 相方は姉が持っていたのですから。 聞けば、姉は姉で いつか反対側のペアも戻ってくるだろう、と 何か月も待ち続けていたらしいのです。 (正確には忘れていただけですが) しかしなぜ今頃になってそれを履いてきたのでしょう。 たまたま手に取ったのがその靴下で 私が履いていたのを思い出し、履いてきたようです。 ここにもいました。 分かっていながらも左右違う靴下を履く人物が。 別に履かなくても持って来てくれればよかったのに。 その靴下を洗濯し、 私が持っていた靴下と合流。 晴れて正確なペアができあがりました。 数か月ぶりに。 その靴下は両方姉が引き取っていきました。 どちらかは私の靴下だったはずですが、まぁいいでしょう。 翌日の姉からのメールにはこう書いてありました。 「生き別れの靴下は無事に再会を遂げたね」と。 どうでもいい靴下の話でした(笑) はい、すいません。 姉妹揃ってこんなんなんです(^_^;) 一緒に居たらいつもコントなのです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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