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ヨガ教室の後、大急ぎで表参道へ。青山学院大学の学園祭に、さくらの後輩・S君主催のパーティーで知り合ったつくりての面々が出店していると聞いたからだ。
つくりては、複数の大学の学生さん達で構成されているグループで、ファッションを中心に、建築、Webデザイン、アート的なインスタレーションなど、多様な手法を組み合わせた表現活動を行っていこうという方針らしい。今回は、企業さんの協力を得て、生分解性繊維を用いたGジャンやスカーフを制作、イメージビジュアルと共に、素材が非常に軽く着易いものであること、土に還る繊維は地球環境に優しいものであることをアピールしておられた。 お邪魔する前は、もう少し、商品の実売の方に力を入れておられるのかと想像していたが、今回の青学の学園祭での出店は、プレゼンテーション中心の内容になっていたようだ。今日は代表の山下聡一廊さんとも初めてじっくりお話しすることが出来たので、とても良かったです(^^) まだまだ未熟さも感じるが、今後に期待、ということで、皆様、是非つくりてを応援してチョ。展示は、明後日午後1時30分まで行われている。 所用を1件済ませ、大分前にこのブログでもご紹介した、写真家ブルース・ウェーバーの写真展「The True Store and Gallery」をやっと見る。明日までの開催だから、ぎりぎりセーフだ(^^;; 入り口に、この写真展のコンセプトが書かれている。タイプ打ちしたものに、手描きでブルース本人が修正を加えているような格好にしてあるのが面白い。幾つかのファッション雑誌の名前が列挙されてある部分から彼がマジックで線を引っ張り、「『W』と『イタリアンヴォーグ』以外は自由に撮らせてくれない」云々書いてあるのが笑える。 ブルースはきっと、善意の人なんだろうな、ということが、ひしひしと伝わってくる写真の数々。人柄の良さ、そして、バックグラウンドにあるアメリカの文化というものを強く感じた。 続いて、ショップリサーチへ。「WR」「フレア」「H.P.DECO」「アンドエー」「ドレスキャンプ」「アトウ」「リリット」「エディットフォールル」「フラジール」等々を駆け足でチェック。 細かいことは割愛するが、印象に残った点を3つだけ。 1.「WR」に入っている「HAUTE(オート)」がすごくいいね。柄違いのツイードを組み合わせた肩章付きのコートや、短冊状にカットしたレザーを束ねたスカート、ファーなど、1点1点が非常に凝っていて、渋い味を出している。40代以上の、大人の女性、服に対する目の肥えた客層に好まれそうだ。 2.やっぱり「アトウ」は凄い!根強いファンが居ますね。このブランド、スタイルが確立していて、特にスーツ、コートなど、しっかりした商品を作っているので。しかも、意外と価格も安い。へたをすると、「ビームス」や「ユナイテッドアローズ」のボリュームより1格上のゾーンのPBよりは安いくらいである。 レディスも2003年から始まっているのだが、今シーズンらしいヴィクトリアン調、ミリタリー調はまさに「アトウ」のツボ、という感じで、力作揃いである。ほんと、これにもうチョイ色気が加われば、日本のバレンシアガですよ、「アトウ」さんは。 立ち襟の部分のみがオフ白で、身頃と袖は黒のヴィクトリアンタイプの透け感のあるブラウスや、肩章付き、ダブルブレストでボタンやポケットがV字上に配置され、ボディラインがキュッと細く見えるデザインのブルゾン等。 それと、このブランド、本当にパターンが良い。何着かジャケットを試着させて頂いたのだが、この私が36号を着て、腕から肩までちゃんと入ってしかも動作性に全く問題がないのだから!さすがに身幅は狭いですけどね。 3.「フラジール」が、マリンテイストを打ち出していた。ボーダーの長袖と半袖のニット、オヤッ、という感じで、今の時期に見ると新鮮である。 締めくくりはいつも通り、アート系書店のナディッフへ。 「木彫りの森 in NADIFF 谷田一郎 佐内正史 木彫り&プリント展」が開催され、出版されたばかりの両氏による写真集「Windows and Applen」(イマココ社、定価3,990円)も販売されていた。 佳品だと思ったので買いたかったのだが、金欠病なので、ぐっと我慢(^^;;; なので、両氏に申し訳ないので、ここに感想を書くことは差し控えたいが、パラパラと中を見た感じでは、皆様にも是非ご覧頂きたい、それだけの価値のある内容だと私は思った。お金が貯まったら、さくらも早速購入したいと思います。 谷田氏は、うちの業界がらみでいうと、「ラフォーレ原宿」さんの広告のお仕事などが有名である。佐内氏は若手人気写真家の中の1人で、商業系のメディアでも活躍なさっておられるので、これまた皆さんご存知だと思うが。 佐内氏は、exciteさんで「サナイマ」というブログもなさっておられるようだ。これはメチャメチャ読み応えがありますね。プロの貫禄を見せ付けている。 しかし、本当に、exciteさんは著名人ブロガーの起用の仕方がうまいなぁ。前、山村社長ご自身がブログに書いておられた由記憶しているが、書き手のお人柄と、文章を書くのが好きな方かどうかを重視して選んでおられるそうだ。人選がひとひねり効いていて、センスありますよ。 人気blogランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年10月30日 21時58分22秒
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