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カテゴリ:デザイン、アートのおはなし
午後7時半頃、大急ぎで「ビームス ジャパン」の6Fへ。私の友人で、アートのキュレーターであるリュストゥール・キエロフスキさん(注:れっきとした日本人の女性です)と、彼女のパートナーであるアーティスト、PS3ことペドロ・サンチェス氏が、増山士郎氏の展覧会のオープニングパーティーに誘ってくれたので。
展覧会そのものは、12月26日(月)までの開催らしいが、今日のみのインスタレーション「行くっきゃナイ♪人気のBEAMSで観る!美難逃避行展」が行われていた。旗を持った増山氏らしきキャラクターの後ろに、何人(何匹)ものキャラがぞろぞろとついていっている。 ロールプレイングゲーム風の映像に、来場者が持参した招待状についている色によって違ったキャラがどんどん加わったり、途中で銃に撃たれて死んだり、の繰り返し。 ファッション業界の皆さんもご承知の通り、新宿のビームスさんのワンフロアの面積って狭いんだよね。そこにそこそこの人数の方が集まってワインやジュースを片手にわいわい、というより、ぼそぼそと話したりしているもんだから、すっかりその雰囲気に飲まれてしまった。正直、私にはこの内容をどう評価してよいものか、ちんぷんかんぷんだったのだが・・・。 しかし、以前キエロフスキさんがキュレーションしたこともあるアーティストの柴田ジュン氏のお顔が見えたり、芳名録をぱっと見ると、中ザワヒデキ氏のお名前が書かれてあったりしたので、恐らく、美術界の著名人の方々も集まっておられたのであろう。キエロフスキさんは、やはり何人かの方に挨拶を交わしておられた。 暫く展覧会を観た後、3人でマイシティ内の居酒屋へ移動し、日本語&英語交じりの飲みニケーション、である。 実は、来年1月に、お二人はスペインへ移住してしまうので、少し早いかもしれないが、今日はささやかな送別の意を込めてのお食事会だった。 3人で話していると、会話が縦横無尽にあちこちに飛び交って、本当に楽しいんですよね。マインドヨガと禅に始まって、映画「Takeshi's」のこと、それぞれの仕事やプライベートのこと、お二人が応援しているスペインの新進ファッション・デザイナー、A・Dさんのこと、などなど。 ペドロさんは、既に渡欧した後の活動の内容について相当具体的なビジョンをお持ちのようで、来年は益々の飛躍の年になるのではないかと私は思った。 キエロフスキさんの方は、まずはスペイン語を覚えることから始まって、生活のリズムを確立されるまでが少し大変かもしれないが、持ち前のポジティブな生活とバイタリティーで、すぐに新たなアクションを起こしていかれるのではないかという気がする。 でも、つくづく思うんだけど、彼女達のように優秀な人は、必ず自らより高い山を探して登っていくんですよね。 今はインターネットもあるし、私も年に1度はイタリアへ行くので、その時にでも会うことは可能だ。また、キエロフスキ氏は来年6月に東京の某所でのプロジェクトも準備中なので、半年後にはまた会えるし。 寂しいですが、再会の時、益々キュレーターとして、アーティストとして飛躍なさっておられることを期待しています。お二人の門出に乾杯! 人気blogランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年11月20日 21時37分15秒
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