続々・ゼイヴェルー同社のパートナー、(株)ゆめみ深田浩嗣社長へのインタビュー
ちょっと深掘りしすぎかもしれないが、ここまで書いてきた責任もあるし、もう一丁ゼイヴェルさんネタで・・・。IT業界の方にはよく知られていることであるようだが、同社はシステム部門を内製化していない。(株)ゆめみさんという、非常に優秀なパートナーとタッグを組んだことが、ここまで躍進できた原動力になっているようだ。その(株)ゆめみの、深田浩嗣社長へのインタビューが、先月末に「湯川鶴章のIT潮流」で2度に亘ってPodcasting(ポッドキャスティング)で紹介されていたので、興味のある方は是非ご聴取下さい。少しだけ、YouTubeによる、ビデオ画像もアップされております。◆「湯川鶴章のIT潮流 powerd by ココログ」・・・「株式会社ゆめみの成功の秘訣ー深田浩嗣氏」◆◆「湯川鶴章のIT潮流 powerd by ココログ」・・・「ケータイ2.0ー深田浩嗣氏」(ちなみに、ネタバラシをしてしまうと、私がこのブログを移転し、「新・両国さくらのファッション・イン・ファッション(Fashion in Fashion)」でポッドキャスティングを始めようと思ったきっかけは、この番組を聞いたからだ。こういう番組のファッション版をやれないか、と単純に思ったんですよ。その後、自宅のPCが故障し、毎日いろいろなサイトをチェックできなくなってしまっている間に、この番組で生じたトラブル。その発端になった、削除された番組を聞いていなかったため、頭の悪い私には、真相が全くわからないのだが・・・?元々ミーハーな動機で飛びつこうとしていたのが悪いのだろうが、正直、私のポッドキャスティング熱は一気に冷めてしまった。説明できない事情があるから沈黙なさっておられるのだろうが・・・。参加型ジャーナリズムの難しさ、説明責任の問題。湯川さんのコメントを、さくらは待っております)。ネットやケータイの世界で大きく成功するには、技術の進化の方向を正しく予見し、それを先取りできる能力が不可欠だと私は思う。売り場構築は建物を建ててもらったらとりあえずは終わり、というリアルの店舗ビジネスとは違い、システムは不断に進化させなければならないものだからだ。モバイルとPCユーザーの違い、ケータイの特性を生かしたビジネスモデルの構築(庶民にショッピングや情報発信やコミュニケーションの楽しさを知ってもらいたい、という深田社長の思いには、非常に共感できるところが大きいですね)、Web2.0になぞらえた「ケータイ2.0」という考え方、全て的を射ているなぁ、と思って興味深く聞かせてもらった。中長期的にはPCとケータイのユーザーは重なり合ってくるだろう、という見方も、正しいように思いますね。勝手サイト(公式サイトではない、自前サイト)の方が面白いとか、ケータイ用RSSリーダーのアプリを開発しておられるとか、ふむふむ、と納得させられる話ばかりだった。インタビューの最後の方では、ソフトバンクのVodafone買収をどう見るかということと、Googleの脅威に技術系企業としてどのように対応していくのか、という重要なポイントについても触れられている。このインタビューの中にもそういう話題が出てくるが、ケータイ通販、Eコマースというのは、モバイルの業界全体のビジネスの流れの中では一部の分野であって、大きなトレンドの流れも知っておかないと正しい戦略は導き出せない。このインタビューを聞かれて、「だからゼイヴェルさんは成功しているんだ」と、ネットやケータイで通販をご経験なさっておられる皆さんは、きっと納得されたことと思う。いくら良い商材が揃っていても、仕組みが整っておらずグラグラしているサイトでは売り上げは作れないのだ。ただ、大きい会社、優秀なベンチャー企業だけが出来る、という訳ではないと私は思う。小さな企業さんでも自分で苦労して通販を始めておられる方は、ネットやモバイルの商売のツボ、Web2.0なんて言葉は知らなくとも、この番組で語られているような話、時代がどういう方向に向かっているかは体で感じておられる筈だ。さくらの周りの先駆者的な中小企業さんは皆さんそうですからね。逆に、自前で取り組んでおられない方、ゼイヴェルさんお任せ(笑)、みたいな企業さんの方が、将来は危ういという気がする。自社の得手とする部分に特化し、他はプロに任せる、というのも良いのですが、通販という狭い分野に限らず、ヤングのライフスタイル全般を変化させている大きな流れというものをきちんと把握しておく必要があるように思います。こちらのブログも面白いよ↓↓↓「両国さくらの☆ネットでファッション☆」・・・今日の御題は「UCモール、楊鳴一社長の本、中国に実店舗の出店をお考えの方にもお勧めです」人気blogランキングへ