お釈迦さまが言いたかったこと!
(おとついからの続きものですので、そこを読んでからの方が楽しめるかと。)***********釈迦「アーナンダーよ。そんなレベルの話ではないのだよ(涙)4人のお妾さんは、何の例えか少し考えてみなさい」アーナンダー(美人は冷たい、女は甘やかすなって事?ていうとまた怒るしなぁ・・・)「1番目のお妾さん、あれは自分自身のことを差す。」(はっ!そうかー。確かに食べたいものを食べさせ、行きたい所に連れて行き、だよね。自分だもんねぇ。)「そして長い旅路というのは、死ぬことを意味するのじゃ。」「一番言う事を聴いてやった自分の体でさえ、亡くなる時には持っていくことができん。」「2番目のお妾さん、あれはお金を意味するのじゃ。」(あぁ、確かに。手に入れるために努力してるよねー)(・・・それも、墓場までは持っていけないもんね。)「3番目のお妾さん、あれは家族や友人のことじゃ。」(そうかー。だからお見送りしてくれたのか・・・。)アーナンダー「え、じゃあ4番目のお妾さんは誰なんです?」「一緒に逝っちゃってるじゃないですか!」「恋人・・・ですか?」釈迦「どんなに愛し合っていても、生きている人間である以上、最後はやはり、お見送りしか出来まい。」「4番目のお妾さんは、[心]のことじゃよ。」「人間、亡くなる時に連れて行けるのは自分の心や、思い出だけなのじゃ。」「自分なら、長い旅路にどんな心や思い出を連れて行きたいのか。」「生きていく、ということは、言い換えれば、その最後のお供を創って行くということなのじゃ。」***************************涼子は基本的に無宗教・・・というか、神様=それぞれの人の中にある、「良心」「感謝の気持ち」という考えなので、あんまりこういう話を聴いてみる機会もなかったのですが。お釈迦様はやっぱりすごいね!深いなぁーと。今の時点で、自分の4番目のお妾さんを連れて行きたいと思えるのか。また、大事にしているのか。・・・とか、色々考えさせられるお話でした。あなたは、何か想うことはありましたか?