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って言葉は、こころの病とお医者さんの垣根を低くしたよな、と思う。
正直、私の学生の頃って、心理やっても臨床で就職出来るのって、神経科とか (心療内科って、1996年から標榜科目になったけど、それ以前はなかったし、 「うつ=精神病」的な見方をされている時代だったから、 『カウンセリングでの就職』っていうクチはなかったんだよねぇ・・・) →ウツに関する覚え書き(フリーページ)にも記載アリ。 それか院に進むか、くらいしか選択肢がなかった。 だから、大学4年の時に『心療内科』なるものが登場した時は、 「画期的だー」と、ココロから思った。 うちの大学にもカウンセリングルームはあって、 週何回か、臨床担当の先生が入ってカウンセリングしてたけど、 そこを利用しているのって、うちの学科の人間くらいで、 やっぱ他の学科の人たちからは、敷居が高かったらしい。 まさか10年しないで、『ウツのCM』が流れる時代になるなんてねー。。 人間、ずっと強い人間なんて、居るわけないし。 どこかに弱さがあって、その弱さが何かのキッカケで表出するか、どうか。 強さだけに限らない、サディズムだって、マゾヒズムだって、 全部人間って持ち合わせてるものなんだ、って、私は思ってる。 ただ、何が強く出てきて人格形成に影響しているか、ただ、それだけ。 心理学が統計データの集合体だ、ということに疑念を抱いて、 『フロイトが嫌いだ』だの、『箱庭療法が嫌いだ』だの、 いろんな理由をつけて、結局臨床から逃げたカタチになった。 (私の専攻、教育心理学なんで・・・(・_・;)) でもね、大学1年生の頃に読んだ本、コレが・・・ 「私はクライアントのすべてを背負ってしまうんじゃないか」 って危惧するキッカケになった。 精神分析入門(岩波新書) 犯罪心理学入門(中公新書) ちなみに後者は、最近でもよくテレビでお顔を拝見する、 福島章先生(確か、上智大学)の著書だったりします。 読み物としては、かなり面白い、と、当時18歳の私は思ったんだけど、 これを職業にするのは、自分と向き合えない限りムリ、って思った。 自分を真正面から受け止められないのに、他人を正面から受け止めるのは、 クライアント(他人)に対して失礼だよな、っていう気持ち。 そしてなにより、自己防衛本能。 そして今、心療内科のお世話になってるんだから、不思議なモノですが。。 カウンセラーを目指す人たちに、ココロから言いたい事。 頑張ってね、って。 もっともっと、敷居を低くして、いっぱい人のココロを救ってあげてね、って。 私は、心理学でそれを果たすことが出来なかったから、 法律でそういうことが出来る人間になりたい、と思っている。 自分の対処で、その人の気持ちが晴れるように。 その気持ちがあるから、苦しくても頑張れる。 あー、脈絡なくなっちゃったね(・_・;) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.06.29 00:45:00
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