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りょんぱぱ@小心者分家です。
大阪の主婦が書いてる、おもしろい日記を見つけましたよ。 りょんぱぱの日記も主婦の方にご愛顧いただいてますが、これは最高です。 ご主人が「ダンナ先生」ですからね。 うちは、皆さんがご存知の通り「おい!」か「こら!」ですから。 http://plaza.rakuten.co.jp/nagi2/diaryold/20031024/ ↑おもろい主婦「なぎなぎなぎさ」さんの日記はこちら! 今日は、一日あまり仕事らしい仕事をしてません。 社長ごめんね。 大体、長崎は南北に長くて交通事情が悪すぎる。 移動に意外と時間がかかるんだよ~ なんて言い訳している。 しかし、ほんと業績あげないとマジでやばいよな~~ 給料ないもんな~~~ まあ、いっかあ! 結構、強運だったりするし。 ところで、りょんぱぱの本業は不動産屋さんですが、みなさんは不動産屋さんに、どういうイメージを抱いてます? 昔、地上げ屋でしたが、地上げ屋のイメージって、だいたい固まってるんだよね。うん。 よく、地主さんに言われた。 「あんた・・・ 本当に地上げ屋?」 「・・・ みえませんか?」 「見えんな・・・ そんな弱気じゃ相手の思うツボだよ」 (おいおい、あんたがその相手でしょうが) 「ええ、でも、あんまりいろいろ言うと、可愛そうになるんで・・・」 「そ!そんなんで! 地上げなんか出来るか!!!」 「ひええええ~~~ びっくりした~」 「これは、俺の地声だ! あんた、本当に気が弱いんだな」 「はい・・・ 小心者は筋金入りですから・・・」 でもね、こんなことが昔ありました。 その地主さんは、おばあちゃんで、ほんの少しの畑を持ってました。 身体がとても弱くて、心臓の病気を患ってたのですが、アポの電話にもふうふう言って出てた位ひどかったのです。 交渉中も、気が気ではありませんでした。 で、全体の交渉が3年以上に及びましたが、そのおばあちゃんは入退院を繰り返していました。 全体の交渉が終わらないと、資金は出さないという事業者側を当時の社長と一緒に説得して、このおばあちゃんを含む数名の方を、ほんの少しだけ先に決済して土地を買い上げました。 その数ヶ月後に最後の決済が終わり、おばあちゃんのところに報告に行ったら、息子さんと奥さんが出てきて、丁寧に頭を下げて、こう言ってもらいました。 「母はお陰さまで、あのお金で手術を受けることが出来て、ほんの数日の間でしたが、発作のないおだやかな時間を過ごし、眠るように逝きました。これも、あなたが無理をしていただいたお陰です。私たち兄弟の経済力だけでは、とても受けさせることは不可能でした。感謝します」 私は既に亡くなっていたことに、正直ショックでしたが、そのおばあちゃんが、決済の時に、本当にほっとして、とてもいいお顔をされていたのを思い出しました。 その時、初めて この仕事も悪くないなあ・・・ と思いました。 確かに、一部環境破壊したのかもしれないし、今の宅地余剰をみれば乱開発には疑問があります。 当時でも開発自体に疑問を抱く地上げ屋だったので、仕事で内面の葛藤は正直ありました。 相手の言い分に、うんうんなんて頷いてどうするんだ!って。 でも、この一件だけは今でも、よく思い出します。 仕事に貴賎はないとは、本当だと思います。 今日は、なんだか真面目モードで終始しました。 また、来週ね。(週末は実家へ帰ります・・・みんなでだよ) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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