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りょんぱぱです。
皆さんは、百聞は一見に如かずという言葉をご存知だと思います。 今日は、りょんぱぱが陸上自衛隊時代に経験した、その諺を地で行くエピソードです・・・ りょんぱぱが配属された部隊は、山の中にありました。(大概そうですがな) で、男ばかりの所帯というのは、ともかく衝突が多いんですよね。 なんでそうなるかというと、自衛隊経験者の方はご存知のことと思いますが・・・ 「連帯責任!!!」 この漢字四文字に恐怖を覚えるんですよね~~ ほらほら・・・ あの悪夢が蘇る~~~ 連帯責任というのは、自衛隊では大体10人でひとつの藩に・・・ じゃない班に分かれるのですが、いろんな訓練の際に、ひとりでも出来なかったら、残りの全員で責任を取らされるという恐怖の制度なんです。 だって、どんくさいヤツって、だいたい決まってくるでしょう。 そう、運動神経が鈍いヤツってだいたい決まってしまう。 学校でも虐めの対象になってしまう・・・ あれです。 特にそれが顕著に出る要因になるのが、「連帯責任」の制度なんです。 そりゃ、ちゃんと出来るヤツにとっては、何回出来ても、同じ様に罰を受けなきゃならないんですから・・・ 理不尽でっせ~~ 最初は、みんなドン臭いヤツでも、「がんばろうな」とか「ドンマイ、ドンマイ」なんて励まし合うんですが、同じヤツが度々出来ないと・・・ 「何、やっとんじゃ、こら~~」とか 「ぼけぼけすんな、ぼけ~」とか だんだん、全員の苛立ちの標的にされて行くんです。 中にはそれに耐え切れなくて、逃げ出したり、退職したりするんですよね。 僕の部隊にも、ひ弱な彼がやってきました。 身体はヒョロッとして、肌は白く、顔は見るからに「お坊ちゃま」 入隊の自己紹介でも・・・ 「あのう・・ 僕は身体が弱いから、お父さんが自衛隊にでも入って、身体を鍛えてきなさいって・・・」 格好の虐めの標的に必然的に決まりです。 彼は、案の定、体力的に劣ってましたから、走ってもビリ。 重量運搬はダメ・・・ 鉄棒は懸垂10回程度・・・ もう、可愛そうなくらいでした・・・ 食券(自衛隊ではラジオ体操のカードみたいなのにスタンプをもらって食事をします)を取り上げられたり、集団で就寝中に襲われたり・・・ もう、悲惨の限りでした・・・ そんなある日、皆で部隊内の浴場へ行きました。 彼はいつもだだっ広い浴場の隅っこで、局部をタオルで隠すように洗ってました。 その日は、悪がきリーダー格の同僚も、一緒に入ってて、彼に執拗に意地悪をしていました。 彼は、いつも通りに浴場の隅っこで、背中を丸めて震えていました。 今にも泣きそうな顔になってました。 「なんや、お前!男のクセに女々しいの~。チンチンついとるんか~~」 「・・・・・・」 「男やったら、悔しくないんか~~~」 「・・・うっうっ・・・・」 「おいおい~。 こいつ~ 泣いとるぞ~」 皆が一斉に冷やかすものだから、彼はますます背中を丸めて泣いていました。 すると、リーダー格の同僚が、彼の肩に手を置きました。 「ど~~ら。 お前、本当は女じゃないんか? ちゃんとついとるんか?」 「・・・やめてください・・・」 「お~~~。聞いたか? やめてください・・・だってよ。オカマか、お前!」 もう、虐めはだんだんエスカレート。 「こら、おい。 ちょっと、見せてみろ! ど~ら、チンチン見せてみろ!」 そいつが、力ずくで振り向かせた時、彼のタオルはタイルの床にはらりと落ちました・・・ そして・・・ 全員が息を飲み込みました。 誰もひとことも、発しませんでした・・・ そこで、見たものは・・・・ 赤黒く・・・ てり輝いて・・・ 椅子に座っているにもかかわらず・・・ 先っぽは、タイルに横たわってました・・・ りょんぱぱも、こ~~~~んな 見事な作品は 生まれて、初めて、目にしました。 彼がその後、全く虐められず それどころか・・・ なぜか、ゴツイみなさんから モテモテになったのが・・・ りょんぱぱには、未だに・・・ 謎です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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