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リョンパパの敗者復活日記

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2004年03月09日
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カテゴリ:カテゴリ未分類
リョンパパです。

リョンパパには妹が二人います。

3歳離れてひとりと、5歳離れでひとりです。


上の妹は、内弁慶で結構、僕に食ってかかりました。
下の妹は、我慢強い方でしたが、あまりに我慢強いので、怖いときがありました。


リョンパパは、小学校のときに何度か下の妹を保育園に連れて行ったことがあります。
すると・・・ う・う・・動かない・・・

見ると、妹が歩道のフェンスにがっしりとしがみ付いているではありませんか。
そんなに行きたくないのかい?君は?


小学校に上がったリョンパパは、同級生が25人でした。
男が僕も入れて16人、女が10人
それが、同級生の全員という小さな学校です。

すぐ下の学年なんかは、女の子は4人しかいませんでした。

全校生徒で140人くらいの小さな小学校でした。


リョンパパは、今でも校歌を覚えています。

♪若草 萌ゆる~  長堤に~~
 放牛 ゆるく~  鳴くところ~

 高き 希望を   抱き~つつ~
 無限の幸を    求め行く~

 健児~      本郷~~
 あ~~~あ~~~ 母校~~~


2)
 流~れも  清き~~ 
 矢部河畔~~

 黒南風(くろはえ)強く~
 打つ     ところ~~

 父母~の     期待に
 応えつつ~

 明朗~  自治を 目指し行く~
 健児~      本郷~
 あ~~~あ~~~ 母校~~


本当に、当時(昭和45年ころ)は、堤防に放牛がいました。

も~~~~~お~~~  なんて、鳴き声が聞こえてきてね。

友達の家には、ヤギが飼われていて、生ヤギ乳をご馳走になった
こともあります。

これが・・・ なかなか、勇気が要る飲み物でした。 はい。

今、考えれば・・・ 衛生的にかなり問題あったよね。
友達が、納屋で「よ~~し。絞るぞ」

なんて、言って、慣れた手つきで乳搾り。

「リョンパパ。ほれ、採れたて新鮮だぞ」

なんて、好意でくれるんですが・・・

絞りたての、ヤギの体温ほかほかの乳は・・・


勇気180%くらい・・・ 必要よ!

あなた。飲んだこと、あります???



僕のいとしの彼女は、カンナちゃんと言いました。

いや~~~。 今でも思い出すと、ちょっとキュンとしてしまいますぅ~。

純情な中年パパさんです。



で、ある日のことです。

仲良しのケイ君と、カンナちゃんと、ミッちゃんと、僕と4人で帰ってました。

その日は、工作で「かざぐるま」を皆作って、それぞれ手にしてました。


すると、橋の上に差し掛かったときに突風が!

「あ~~~」

カンナちゃんの声とともに、彼女のかざぐるまが橋の下へ・・・・


「あああああ~~~」

みんなが慌てて下を覗くと・・・


かざぐるまは、無事に堤防に横たわっていました。

ただ・・・ 問題が・・・ あったのです。

カンナちゃんは、え~~~んと泣いてます。

僕とケイちゃんはただ、唖然と下を見つめるばかり・・・


すると、ミッちゃんが僕らを睨んで声高に言いました。

「ちょっと!あんたたち!男やろが!」

「いや・・・ そう、ばってんが・・・」

「そんなら、取ってこんね!」

「そ・・・ そげん言われたっちゃっさ・・・」

「リョンパパ! あんた、カンナちゃんば見捨つるとね?」

「いんにゃ! そげんかこつば言いよらんばってんがっさ・・・」
( いいえ、そんなことは言ってませんが・・・)

「そんなら、じゃんけんばせんね!」

「は?」

「じゃんけんで、負けた方が取りに行かやんたい!」
(じゃんけんで負けた方が取りに行きなさいよ!)

仕方なく男同士でじゃんけん・・・ ぽん!

ああ・・・・ リョンパパの負け!


「はい! がんばって!」


リョンパパは、ベソをかきながら、問題の堤防へと降りて行きました。
どうして問題かと言うと・・・

校歌にご紹介しました通り、その堤防には

「約30頭ほどの、放牛がところせましと、ゆる~~~く鳴いているのでした」


カンナちゃんのかざぐるまは、僕の背よりもずっと高い、牛のおなかの下にしっかりと入り込んでいました。

「よ~~~し、いい子。いい子・・・」

リョンパパは、誰もいない堤防で30頭はいるかと思われる牛を、幼稚園児のように、よしよしと言いながら・・・

かざぐるまに近づいたのでした・・・



ううう・・・

牛の顔は僕の頭よりずっと上にあります。

「下を向くなよ・・・ 向こう向いてろよ・・・」


やっとかざぐるまの近くに手を差し伸べた、その瞬間!

なにやら、大きな棒のようなものが、スライダーのようにスルスルっとリョンパパの手元に伸びてきました。


「な? な? なんだ???」

でも、意を決したリョンパパは、そのスライダーを避けて、一瞬のタッチでカンナちゃんのかざぐるまを手にしました。

そして、次の瞬間・・・

ジャ~~~~~~ ジョボ、ジョボ、ジョボ~~~~~~

滝のような液体が、飛沫を上げながら、草原に叩きつけられ、まるで消防訓練のような勢いでした。


そうです。

そのスライダーのようなものは・・・


牛さんの「お○ん○ん」でした。

え?


これ、オス???

乳牛じゃないの???



で、そんなものに気を取られたリョンパパの顔面に、なにやら大きな影が立ちはだかりました。


「うわ~~~~~~~~~~」

隣の牛が、何事かと僕の鼻先に、自分の顔面を押し当ててきたのです。

あなた。 牛の鼻先と自分の鼻先と、接触するくらい真近で見たこと、あります???


もう・・・・ 心の準備はないし・・・

気絶ものですよ。 マジで・・・


すると、この牛さん。

僕が気に入ったのか・・・ 顔面を「ぺろ~~~~り~~~~」


「うわ~~~~~~」



あのね・・・

毎日、一緒に寝てる、うちの姫の涎も凄いけど・・・


牛の涎(よだれ)って、半端じゃありませんよ・・・

も~~~~~~~~って言うくらい。


顔面べちょべちょになりながらも、かざぐるまはしっかりと確保!

いざ、逃げろとばかりに走ろうとしたら、牛がじゃれて、追ってくるんですよね。

それも4、5頭が・・・

確かに紐で結ばれてはいますよ。 はい。

でも、その紐が、長いのなんのって・・・



恐怖に引きつりながら、その場を逃げたリョンパパ・・・

かざぐるまは無事だったものの・・・


靴は、牛さんたちの「お土産」で、運がたくさんつき・・・

顔も上着も、涎でべちょべちょ・・・

ついでに・・・  あまりの恐怖に・・・

少々、チビってしまいました。  はい。



橋に上がって、カンナちゃんに「はい!」って渡そうとしたら・・・

みんな、走って逃げるんだもんね~~~~


いいんだ、いいんだ・・・ どうせ、そんなもんだろうな・・・・


その翌月・・・

畑の近くでソフトボールをしていたリョンパパが

従兄弟が打ったボールをバックして取ろうとして・・・



「オ~~~ライ、オ~~~ラ~~イ」

次の瞬間・・・ 世界が突然、1mほど沈みました。


もがけど、もがけど・・・ 動けない・・・

あああ・・・ アンモニアが目に染みる・・・



そうです。

今の若い人は知らないでしょうね。

畑に「田舎の香水製造所」があったことを・・・


このときも僕は、脇までつかってしまい・・・
(あれって、蟻地獄と一緒なんですよ。どこにもひっかかるところがないので、一人じゃ出れない)


みんな走って逃げました。

で、オバサンが遠く離れながら、水道のホースで洗ってくれました。


次の日は、従兄弟のうちの飼い犬が、しっかりハマって帰ってきました。

ちょうど遊びに行ってたリョンパパは、遠く離れて水道のホースで洗ってやりました。

なんだか、寂しげな犬の表情を見てたら・・・

「お前の気持ち・・・ 分かるよ・・・」

それから、僕はその犬と仲良しになりました。


♪あなたに男の子の一番   恥ずかしい~ ものをあげるわ~
 小さな胸の奥に仕舞った~ 恥ずかしい~ ものをあげるわ~
 楽天仲間が喜ぶなら~
 そ~れで、幸せよ~~

 汚れてもいい~~     泣いてもいい~~

 ウケは尊~いわ~~~~

 誰でも一度くらい経験するのよ!
 田舎じゃ、壷の罠~~~


あなた! 実は経験あるでしょ?
白状なさい!

楽になるわよ~~~

つづく・・・





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最終更新日  2004年03月09日 20時10分55秒
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