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リョンパパの敗者復活日記

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2004年03月24日
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リョンパパです。
暫くでした。すみません。

実は、リョンパパは失聴してしまいました。
現在、左耳が殆ど聞こえません。

10日程前に3日間程、激しい耳鳴りに襲われました。
でも痛みは別にありませんでした。

「うわ~~ き~~んき~~~んって・・・凄いな・・・」

寝てる時が特に寝付きにくい状態でしたが、そのままにして
おきました。

で、耳鳴りは収まりました。

「あれは、なんだったんだろうかな?」


でもあまり気にも留めず、会社に出勤しました。


会社の電話が鳴りました。
いつもの通りに電話を取りました。

「はい○○不動産です。」


すると、えらく電話が遠いのです。

「すみません。電話が遠いのですが・・・」

相手の人は一生懸命大声で喋ってます。

でもなかなか聞こえません。

そして、手元の書類を触るために受話器を左耳から右耳に
入れ替えました。

すると・・・

「リョンパパさん!聞こえる?」

そりゃもう、鼓膜が破れるかと思うくらい大声が飛び込んできました。

その時に初めて左耳が聞こえなくなっていることに気が付きました。


以前の僕なら・・・ もう、慌てふためいていたでしょう。
なんせ、耳の片方が全くと言っていいくらい聞こえなくなったのですから。

僕は普通の人間です。特に精神修行を積んだという訳ではありません。
泣きわめくことだってあるでしょうし、不安におののくこともあります。
でも、自分の身に起こることを素直に受け止めることの大事さを教わりました。


突然、耳が聞こえなくなったことで、僕は何を気付かないといけないのかな?


ここ二日ほど、このことを考えていました。
確かにこの耳は、病院で治療をすれば回復するかもしれません。
また、永久にこのまま聞こえないのかもしれません。
でも、今の僕にはどちらでもいいのです。

別に気負っている訳ではありません。
すぐに直る、大した病気ではないかもしれません。
ひょっとしたら、もう二度と音を聞けないのかもしれません。

でも、そんなことより大事だなと思ったのは・・・



つい数日前まで、音が聞こえることが当たり前だと思っていた自分とは違う

ということです。

作り物ではなく、本当に「違う自分」に成長できたということです。


作為的に音が聞けなくしているのではないのです。これは、与えられたのです。

「音が聞こえなくなった事実」を体験することで、成長できました。

ほんの半分ですが、耳が聞こえない人の心に少し近づけた気がしました。

僕は今、素直にこの経験をさせてくれている「神様」に感謝してます。

なんせ、完全失聴ではありませんから・・・


音が聞こえる世界と、聞こえない世界の両方を体験させてもらってます。

なんでこんなに落ち着いていられるのか・・・
自分でも不思議です。


人間は自分が今いる場所をしっかりと認識することが必要なのでしょう。
そして、「受け止める」ことは想像以上に難しく・・・

そして、想像以上にカンタンなのでしょう。


それを難しくするのも、カンタンにするのも「こころ」次第。

「こころ」は、「ころころ変わる」からこころと言うそうです。はい。


数日前、体が不自由な友人を励まそうと思い・・・

「大丈夫だよ」なんて言いました。

でも、今思えば、なにが大丈夫なんでしょうか?

友人はありがとうと言ってはくれましたが、僕は彼と同じ身体状況にありません。

なのに、大丈夫っていう発言は、無責任だったかな?と反省してます。


慰めの言葉より、一緒に泣いてくれる方がいい


随分昔、ある人に言われた言葉です。

でも、これって・・・ 真実なのかもしれません。

人のために心から泣くって・・・ 意外と難しいことです。

僕は先生(過去の日記参照)が長年子供が出来なかった女性の話を聞いて
目の前で、黙って何も言わず、ポロポロ涙を流されたのを見ました。2日前のこと。

70歳を超えて人生の機微を全て悟られた方の涙は、百万遍の言葉を超えます。

それも、ただ黙って、頷きながら涙をポロポロとこぼされるのです。

僕はまだまだ、ひよっ子だな~と反省させられました。

あなたは、誰かのために泣いたこと・・・ ありますか?





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最終更新日  2004年03月24日 18時22分09秒
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