小さな幸せさがし、、

夏休みが明けて　疲れの見えていたハルヒです。

でも、今年こそはとリベンジを誓う体育会の練習にやっと二週目から参加。

各自が作成してくるダンスで使う仕込み旗（外側のはたを取ると違う色の旗が出てくる）

も前日に完成させ意気揚々と出かけて行きました。

ところが帰宅してくると様子がおかしい？？

「全然おもしろくなかった！」とぶーぶー。

思っていた以上にダンスの振り付けが進んでいてついていけなかったらしい

「でもハルヒは今日が初めてだしできなくて当たり前やん！」「つぎの練習で違ってくるよ」

等々話をするもことごとくあーだこーだと反論され。

あまりにもブツブツとふてくされてるので私もチョイ

私　　　　「明日の練習は？」
ハルヒ　　「さぁ～わからん」
私　　　　「ふーんじゃ体育会も嫌になった？」
ハルヒ　　「んん～どうしよっかな？」

こんなやりとりが続きブチブチっと

その日　ハルヒは晩御飯も食べずに寝てしまうし　私も悶々としたまま一晩過ごし、、、

次の日　練習のための登校前に話をした。

ハルヒは最初泣くばかりだし　私はなだめすかしたりを落としたり。

最近のハルヒがODであることによって配慮された周りの環境に明らかに甘えがみえていて

心配してたのでその分爆発してしまったのかもしれない、、

ODであることで頑張ろうと思っても頑張れないときもあるし、辛くてしんどくて頑張ろうと

することすら無理なこともある。

そんな時　私たち親だけでなく色んな人に支えてもらったり助けてもらったりする。

でも、つまづいて転んだ時に助けてもらうこと前提でひっくり返ったまま泣くだけのような

ことはしてほしくない。

一時間ほどしてなんとか登校。

その日だったか？次の日だったか？ハルヒが「今日、練習の様子をビデオに撮ってもらって

そのテープをもらえないか　駄目もとで担任に話してきた。」、、、と。

あぁ～ハルヒなりに動けたんだ、、と嬉しかったけどハルヒだけのためにそれは難しい

だろうなぁって思ってました。

そして　金曜の夜９時半頃担任から連絡があり「体育担当からダンスのテープを預かって

ます。でもまだ仕事があって遅くなるのでポストに入れておきます。」と。

さすがに無理だろうと思っていただけにビックリ！

ハルヒにも伝えると「やった～」と大喜び。

翌日、さっそくみてみるとただの練習風景ではなく　ダンスリーダーと呼ばれる生徒さん

一人が踊る様子を先生がビデオを回してくれてて。

しかも正面からの撮影を一曲丸々と後ろからの撮影も一曲全部

涙が出そうになった

ハルヒは照れ隠しなのか　このリーダーの子はキツイとか仲の良いほうじゃないとか体育の

先生が嫌いだとかブツブツ

「でもな、ハルヒ。ハルヒのことで担任の先生が体育の先生にお願いしてくれて　体育の先生

もリーダーの子に頼んでくれてわざわざ授業以外の時間にビデオもテープも用意してこれだけ

のことしてくれたんやで？

担任の先生だってあんなに遅くまで仕事やのに　ハルヒが土日に練習できるようにって

わざわざ持ってきてくれたやんな～。いつでも誰でもこんな風に助けてくれるわけやないよ？

感謝せなね。」


ハルヒは黙ってうなずいてました。


今回、私がハルヒに対して言いすぎたこと、、、深く深く反省

ただ　ハルヒのODと向き合って悩んだり考えたりしてるのはハルヒ自身だけじゃないんだよ！って

わかって欲しかったから、、、


今日は５．６時間目が練習で放課後は卒業アルバムの部活動写真の撮影。

ビデオのおかげで振り付けも大分覚えられて　登校前も練習してました。

そして嬉しそうに「久々にボールを打つわ～」と行きました。