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カテゴリ:未来へ
「今、死んでも後悔ないな」と思うことがたまにある 瞬間を生きつくすことができた瞬間に、ふと思う 「ああ、俺は幸せだ」 子供たちには伝えてある 「お父さんはお金や、おもちゃを買ってあげることはしない」 (妻はそうではないというのですが、全て私のおもちゃなのです) 「だけど、今できる体験と経験は最大限プレゼントする」と 私のオヤジは身体障害者(脳梗塞で左半身不随・腎不全で人工透析を週3回)で 震災の年(1995年)に57歳で死にました 自宅で意識朦朧とした父が私たち家族に 「俺は精一杯頑張った、すまん」とはっきりと言った最後の言葉を思い出した 親不孝の私は結婚前の妻とデートしていたが、 自宅で母の膝の上で逝った父を忘れない 死んだ顔は、男が人生をやり遂げた顔だった かなり重い躁鬱病の母を息子の私に愚痴ることはあったが 唯一、残した財産は母親名義の通帳7百万だった (私は死んでから妹に聞きました) オヤジは両親の顔を知らずに叔母に育てられた 親のことは死ぬまで、一度も話さなかった 今、天国で会ってるのかはわからない 「今を・瞬間を生きる」 成功しても失敗しても、親父に会えるんならそのときは運命 でも「お前は良くやった」 「さすが俺の息子だ」といってもらえるように、俺はまだまだここで頑張る。 オヤジの寿命を置き換えて、 あと人生10数年という思いで確かに私は行き急いでいるのかもしれない その是非はわからないが 必死で生きていることは父に誓える それだけだ それだけである お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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