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走る社長のブログ「開設から18年、あの時の夢は叶えたか?」

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ハリー

ハリー

Sep 11, 2010
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カテゴリ:その他

毎日を全力で生きてるのに、すっきりしない気持ちが半年以上
原因は例の足裏のウイルス性イボ

イボが原因で、走るバランスが崩れ膝が痛み、膝が回復すると
焦って距離を走ろうとするから、また膝が痛む

これで、去年の四万十は見送りました

根本のイボ治療に取り掛かったのは2月

液体窒素の治療は一般的だそうですが、
液体窒素で焼くのは結構痛くて、焼いた日から数日は
足を引きずっていなくては いけません。

かさぶたになり、これで治ると期待して剥がすも、
ウイルスはもっと深部に潜んでいてまたイボの組織が上に現れる

情けないのと腹が立つのと、やるせない
もう、なんともみじめな気持になります。

毎週1回の皮膚科通いを続けること半年が過ぎ

もう、治らないのではと諦めの気持ちと
ランナーに戻れないかもという絶望感


そんな時、TEAM THE HORIZON から
2010年度版のチームユニフォームを送りますとのメールが届きました

しばらく、メールを眺め

もう、正メンバーとしての実績がこの先残せないのでは?という自問が・・

正メンバー資格は1と2の両方が条件です
1、100kmマラソンで10時間半を切る
2、200km以上のマラソンで完走する

しかし、
「絶対に諦めない」「乗り越えられない問題なんてない」の信条と
TEAM入りを打診した時を思い出し、
そして、スパルタスロンを完走した感動をもう一度、必ずという気持ちで


深夜に必死でイボの治療をネットで調べました


わかったことは

・液体窒素の治療は一般的であるが、大人のウイルス性のイボは難治性である。

・足裏と指先のイボは特に治りにくい

・足裏でもかかとは皮膚が固く厚く、体重もかかるため最も困難


で、私の憎き、醜きイボはこいつ ↓ ↓ ↓

dc091104.jpg


私なりの結論は
「今の先生は治らないとは言わないけど、実際は液体窒素位では無理=治らない」


いや、治るかもしれませんが、
毎週、1分かからない治療のために1時間以上待たされ
治療後から2日間くらいは足を引きずり


それを1年以上も続けるのは、事実上困難ですし
精神的にも参ります


なので他によい治療法がないかと探すと
「レーザーによる治療」というものが!

ただ、大阪・三宮(神戸)にはあるが、
ここ加古川や明石にはやってくれる病院はなさそうでした

三宮か大阪に行くことを決めたものの、
どこが良いのかさっぱりわからず、
結局人から聞いた形成クリニックを尋ねました



三宮駅前のビル5階の病院に行くと待ち人はゼロ.

いつも30人は待ってた加古川の皮膚科とあまりにも違い
戸惑いましたが、すぐに診察室へ。



足裏を見せると

先生の第一声は「これイボかな?」


私「??」(おいおい、大丈夫かい先生)


先生「いや、イボだな。しかしこれ・・」(だから来たんだ、でもしかしって?)



いや~な沈黙がしばし



「これだけ大きいと」で口を開いた先生は


1、「これレーザーでやると、足裏がぐちゅぐちゅになるよ」

2、「移植でやると、痛みが残るかも」


補足しますと

1、患部が深いので、レーザーで大きくえぐると
  皮膚が再生されるまで時間がかかるので、日常生活ができない

2、その穴に、体のほかの皮膚を移植手術する方法があるが
  足裏はリスクが高い



希望を持って三宮に来た私でしたが・・

どうやら、以前の液体窒素しかないような発言も出て

ガックシと肩を落としたのでした



すると、最後に先生が

「あと、もう一つやってみないとわからないが・・」

という治療法が



それはいぼへの局所注射による治療法で、
ブレオマイシンという抗がん剤の仲間を注射する治療法でした。

がん細胞は異常な細胞増殖が特徴ですが、
細胞がものすごいスピードで増えるのはその細胞の核のDNAが
ものすごいスピードで複製されていくためです。

DNAの異常な増殖を止めるのが抗がん剤。

いぼの原因ウィルスはDNAウィルスですから、
皮膚がん同様このブレオマイシンでやっつけることができるという考えの治療法です。

ただし、健全な人がふれても発症しない=お風呂や、プールでは普通の人はうつらないが、
免疫力の低下でウイルスに侵されるイボですが、
ウイルスの種類は100以上あり、すべてのウイルスに効くものではないそうです。



先生「ど~します?」



私 どーも、こうも、やってみるしかないやろ、
でも抗がん剤って高いんやろか?
などと一瞬考えましたが「お願いします」と回答



先生「じゃ、あのベットでうつ伏せに寝てください」



準備しながら先生が

「この注射は痛いけど足を抑えないから、私の顔を踵で蹴らないでね!」


私「え?マジ、それとも緊張を和らげるための冗談??」



その答えはすぐに出ました(笑)



帰ってネットで調べると、
ほとんどの病院ではこの注射の前に麻酔の注射をするそうです。

数人がかりで足を押さえつけたりするそうです(汗)


そんなことは知らない私

気合を入れたものの、この注射マジで痛いです(涙)

20歳の夏に髄膜炎で入院して、脊髄注射も「痛いですよ」と脅されましたが
その何倍も痛かったような。。



先生「ほかはどこだっけ?」


もういいですとも言えず


私「左手の指先です」と指を見せると



先生の顔が曇りました



私「???、なぜ、どうしたの」と心の中で



すると先生が

「この爪のとこなんだけど」

    ・

    ・

    ・

    ・

    ・

    ・

    ・

    ・


「拷問並みに痛いよ(苦笑)」




私(こころの中で)

2010年、平和な平成のここ日本で、

ごーもんというものが存在するとは。


若い看護師さんが見てる目の前で、

43歳のオヤジが泣くわけにはいかないし。


マジで俺は痛みに耐えられるのか?


痛みのスケールは、

さっきの足裏注射で人生最高を振り切ったのに


それより痛いとは?



まったく「どんだけ?」なのである


想像できないことは(痛さは)人生で起こりえないし、実現しないハズ


過去に失神した患者さんがいたら、まさか治療法として採用しないだろうと


痛みの上限を、想像で意識失う手前と

自分自身の痛さメーターのリミットをセットしたのでした





深呼吸してから、私「わかりました、お願いします」




自分の右手で左手の手首をベッドに押さえつけて、

左手のひらを上にして

「好きにしてください」(心の中で)と差し出しました



指先は3か所で親指と薬指の指紋のところと、薬指の爪中



最初の指紋の2か所を順番に注射する段階で


あまりの痛さに、気分は萎え萎え下向き矢印



ラストの爪の間に針が入った瞬間


「ヤバイ、だめかも」


その時の願いは(思いじゃないです、お願いなんです)


もう一度針を同じ場所に刺すのは


もし、刺したら


「俺はどうなるかわからん」




そうです、想像してた痛みの限界直前に来てると

体が判断して、脳がお願いしてきたのです



「もう許してください」と

なんでも白状しますからと



まさに、平成の拷問の瞬間でした



この治療法はうまくいけば2回の通院で済むようなのですが、

次回(3週間後)に再注射の場合

麻酔なしなら

逃げます私



絶対無理と言い切れる痛さだった注射の翌日の患部写真です ↓ ↓ ↓

それぞれ、今は抗がん剤がウイルスと闘ってる感覚がジンジンきます

痛いのですが爪の間の注射と比べたら、

蚊にさされたレベルです(苦笑)


早く完治報告したいものです。







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最終更新日  Oct 1, 2010 08:16:52 AM
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