バリ島ウブド　親泣かせ独身女奮闘記

先日、ビザの更新のためデンパサールのイミグレーションへ。

いつもは使わない出口から外へ出てみると、

なにやらいい感じの建物の前に守衛さんがいた。

てっきり職員官舎かと思い聞いてみたら、

そこはなんと

外国人旅行者用の「刑務所」だった☆

（すごい勘違い！）

気の良い守衛さんが

「今は誰もいないから見せてあげよう♪」と案内に立ってくれる。

小奇麗な平屋のこの建物は、

入り口に鉄格子の扉があり、左右にはオフィス。

オフィスの中にはホワイト・ボードが掛けられており、

『△月●日　　1号室、　○○☆☆　（名前）、　××　（国名）」

などが書かれたままになっていて、

数日前までそこにいた人達を生々しく想像してドキドキしてしまう。

その突き当たりの中庭では綺麗な花が咲き乱れていた。

この中庭を囲むように　コの字型に格子のはまった部屋が並ぶ。

部屋の中は８畳ほどの空間に土間が２畳、

そこから一段上がってベージュのビニールシートの引かれた６畳間。　

壁は白いペンキで塗られている。　

それとは別にマンディ（トイレとシャワー）室があって、

もっとわびしい空間を想像していた私には

一般のコスと呼ばれる下宿より広いし、小奇麗で驚いた☆

「良かったら泊まっていってもいいよー♪」

という守衛さんの言葉にドキッ☆

どんなに部屋が綺麗でも、

この部屋だけは絶対に　ご遠慮申し上げたい…。

 (^_^;)