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お腹が気持ち悪いと今日一日お休みをしてしまった遼。
出掛けに「吐きそう・・・」とかいうのであわてて休ませたのだけど 食欲はないものの、嘔吐することも下痢もなく明日には学校に行けそうです。 やれやれ・・・と思っていた夕方のこと。 ピンポーン♪と郵便局のおじさんがエキスプレスパックを届けてくれました。 りょう宛てになっているのだけど、送り主に見覚えのない名前・・・。まったく知らない人の名前なのにあて先は私の名前とりょうの名前。 ・・・・なにこれ?爆発物・・・なわけないよね。 住所と名前はあってるんだからうちに届いたものだし、とりあえず開けてみたの。 中には本が二冊。??????「イヨボヤを待っていたしいの実」という本。童話です。 (イヨボヤ=鮭のこと) 本の中にお手紙入っていてやっとなぞが解けました! 実は遼、国語で「さけが大きくなるまで」というのを習っていたの。 さけについて不思議に思ったことや知りたいことを図書室で調べたり家にある本で調べたりしていたのだけど、図鑑の説明では理解できなかったりするので、とうとう私に 「ネットで調べてよ」といってきた。 確かにネットでも調べられるんだけど、ネットも図鑑と同じようなもんだしなー、子供に調べさせるのが勉強なのに・・・と思って思いついたのが、さけのことに詳しい人にお手紙を書いてみたら??ということだったのです。 最初は水族館へ出したら?と思ったのだけどどうせなら「さけ」のスペシャリストがいいじゃん!ってことでさけの博物館をネットで探し、新潟に日本で最初に作られたさけの博物館「イヨボヤ会館」というところを見つけました。 そこで遼に質問文を書かせて送ったのです。 答えはすぐに来ました。あまりに早い対応と、小学二年生にわかりやすい文章に感激しました。 その他いろいろ資料も入れてくださり、ここへお手紙を出してよかったなぁ・・と 子供と共にお礼状を書きました。 それからしばらくたった今日、本が贈られてきたのです。 送ってくださった方は本を書かれた作者の方でした。(だから誰だかわからなかった) 手紙にはイヨボヤ会館の館長さんに頼まれてプレゼントします、と書かれてありました。 2冊のうちの1冊は学校の図書館へ寄贈してくださったようです。 こちらからいきなりの質問のお手紙を書いただけなのに、教えてもらって「ありがたい」のはこちらの方なのに、その上本をいただくなんて思ってもみなかったので、とても驚きました。 顔も知らない「文字」だけのつながりだけど、こんな心温まる出来事にであえて親子で幸せだなぁ・・・と感じました。 このネット上でもたくさんのいい方々に恵まれています。 ネットでのつながりなんて薄いしすぐに切れる・・・という人もいるけれど、そういうものでもないなぁと思っています。 気持ちが伝わればきっと、顔を知らなくても、声を知らなくても分かり合えたり、幸せにできたりするのだな・・・と思った一日でした。 またお礼のお手紙を書きます。 今度は写真を入れてみようかな?届いたときの驚きの顔を想像しながら、私もサプライズなお返事を考えるのが楽しくなってきています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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