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カテゴリ:高知新聞
昨日の高知空港、いや全国の国民は、固唾をのんだはずだ。 またもや、ボンバルディア機。 本日の高知新聞、小社会を紹介しよう。 きのうの高知空港、全日空ボンバルディア機の胴体着陸には、多くの県民が釘づけになった。幸い一人の負傷者もでなかってよかったが、着地した機首から火花が散る光景はまかり間違えれば大変な惨事になっていたことを見せ付けられた。 乗客たちが比較的冷静に事故を振り返っていたのも、印象的であった。これは胴体着陸に入る前に、十分な説明がなされていたからだろう。 機長や乗務員たちの落ち着いた言葉や態度も乗客の不安をやわらげたに違いない。 時間や気象条件に恵まれたこともよかった。これが夜間や風の強い日であれば、これほどうまく着陸できたかどうかわからない。事故機がプロペラ機であったことも関係しているかも知れない。 だが、事故を起こしたのがボンバルディアDH-Q400型機と聞いて、これも多くの県民が「やっぱり」と思ったことだろう。同型機には過去さまざまなトラブル歴があるのは、周知の通り。今回の車輪関係だけで、昨年は8件におよぶ。 事故では有名な格言がある。一件の重大事故の背後には、数え切れない軽微事故や事故につながりかねない、ミスが隠れているというハインリッヒの法則である。一昨年のJR西日本の尼崎脱線事故では、その前年度、46件もの列車非常停止があったという。 ボンバルディア機の事故も例外ではない。この「重大事故」の背後にあるものを徹底的に洗いだすことが、先決である。それを怠れば、さらに大きな事故を招くことは、先の法則が教えてくれている。
今は、どんな乗り物にしても、同じ人間の手で出来たものである。それも精密に・・・ しかし事故は、襲ってくる。 ボンバルディア機についての、不具合はいつものこと、昔の日本人があみだしたプロペラ機(YS-11)がもっと安心できる。 人の命を預かっている航空会社、飛行機が一番安全だといわれたのは嘘なのか? これから先、全日空の対応に注目したい。 誰もが事故のない飛行機を期待しているはずだ。 最後にあえて書く。 ボンバルディア機ではなく、ボロボロ機ですね。 全日空様。 いけない、もう仕事に行かねば・・・
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