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テーマ:思い出のレコードや雑誌(535)
カテゴリ:時の人 あ行
植村直己 1941年2月12日~1984年2月16日 登山家、冒険家、1984年国民栄誉賞受賞。 兵庫県城崎郡日高町(現豊岡市)出身。 主な登山歴を見てみると 1966年7月25日 モンブラン単独登頂 1966年10月24日 キリマンジャロ単独登頂 1970年5月11日 エベレスト登頂(松浦輝男と共に日本人初登頂) 1970年8月30日 マッキンリー(世界初五大陸登頂成功) 1978年4月29日 犬ゾリで単独行北極点到達(単独到達世界初) 1984年2月12日 マッキンリー厳冬季単独登頂(世界初) 数々の山を征服した登山家である。 しかしマッキンリーにて、翌13日から連絡が取れなくなり消息不明。3日後の16日、小型飛行機がマッキンリーに向かったところ、植村と思われる人物が確認されるが、天候に阻まれ救出ができなかった。山頂付近でキャンプ跡地に残された彼の装備が一部の遺品として発見されているくらいだ。 未だに遺体は、発見されていない。 最後に確認された1984年2月16日が命日とされている。僅か43歳の命がとじられた。 彼が出版した本、1982年7月15日初版。 この本のあとがきから少し 「原稿を書くということは、山登りより苦しい。私にとっては、岩を相手に、氷を相手に格闘しているほうがはるかに楽である。」 この言葉は、彼の本心であろう。 今でも彼の素晴らしさは、誰も忘れることはあるまい。 彼の元気な顔、微笑みが皆さんの、脳裏に焼きついているはずである。
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