テーマ:庭・・ひとりごと(1482)
カテゴリ:観ました^^*☆
我が家の庭へ、築後4年目くらいから、自生したサルトリイバラ。 初めて見つけたときは、 「 か、柏餅が自前でできるぢゃないか! @@ 」 実家で、母が柏餅をつくる度に、裏の山へ登り、 このサルトリイバラを探したものだった。 そのサルトリイバラが、庭に自生する。。。 我が家が如何に野原、野山同様であるかを実感させられ、ヘコんだものである。 この炎天下に、まだまだ新芽で柔らかくて瑞々しい。 そう、広島では、柏餅の葉っぱは「 柏 」ではない(汗)。 柏餅、といえば、このサルトリイバラでつくる。 母がつくるのは、丸く平たいお餅を2枚の葉で上下で挟んだもの。 だもんで、長じて、本物の「 柏餅 」を観たときには、のけぞって驚き、 「 これ、柏餅ぢゃないしぃ 」 と 思ってしまった。 地方によっては、サルトリイバラ1枚で、 俵型のお餅を挟む形で包むものもあるらしい。 実家の柏餅は、時節柄、餡がえんどう豆のことが多かったが、 えんどう豆のときは、見るからに私のテンションが下がるため、 そのうち母は、フツーの小豆餡しかつくらなくなった。 あひゃひゃ(゚゜)\バキ☆ ググってみると、関西以南では、柏餅を このサルトリイバラの葉を使ってつくる地域がかなり多いようである。 ( なのに、名称は「 かしわもち 」とはこれ如何に?? ) 我が家のサルトリイバラは、比較的小さな葉っぱで、 見るからに可愛いので、喜んで自生に任せていたが、 自生して3年目となるとかなり立派になり、例によって、義母に 「 庭をこんなに荒らかして! 」と叱られ、引っこ抜かれてしまった。 サルトリイバラのトゲに、少年たちが万一引っ掛かれたらどーする、とも言われ、 う"~ん。。。仕方ないかぁ、、と諦めたのだったが、 今年、5年ぶり位に、また同じところに芽を出してくれて、 なんだか、とても嬉しい☆☆☆ 秋には真っ赤な実が美しく、その赤が真冬にも楽しめたりするらしいのだが、 我が家のサルトリイバラには、実がなったことがない(汗)。 というか、それ以前に、お花にも気付かなかった(゚゜)\バキ☆ 雌雄異株らしいので、雄株だったのだろうと思いつつ、 きっと今回顔を出してくれたのも、雄株なんだよ、ね。 今年は、義母から死守し、お花に気をつけてみようと思う ( わくわく )。 * 別名 【 山帰来 】 「 楊梅瘡(梅毒)の重い者は山に捨てられる習慣があり、 土茯苓を飲んで治って帰って来たところから 」『 和漢三才図会 』 ケナシサルトリイバラ =「 土茯苓 」=「 山帰来 」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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