カテゴリ:育児は育自~共に学び共に生きる~
29日。 燃えるゴミの日。 出勤日だから、早めに、暑くなる前に、と 早朝、ゴミステーションまで出掛けると、 ラジオ体操のカードを首に掛けたり、手に持ったりしたお子たちが 「 のろのろと 」 体操場所に向かって歩いている。 ちょっと懐かしくなって、覗いてみると、 う"~ん。。。。 覗くんぢゃなかった(゚゜)\バキ☆ 子どもたちの参加人数。 参加態度。 「 体操 」のなかみ。 そして、、、、大人たちの様子。 うちの少年たちの時代も情けないものだったけれど、 ますますそれに拍車が掛かったような。 小中学校でしっかりラジオ体操を教えなくなったのは、いつ頃からだろうか。 運動会開会式の準備運動や、閉会式の整理運動さえからも、 いつのまにか姿を消したラジオ体操。 以前、小学校でレオタード姿の先生が壇上に上がり、 エアロビみたいなストレッチ体操をされたのには、驚愕したものである。 なのに、夏休みは古色然と「 ラジオ体操 」があるのだから、 形骸化するのも判る気がする。 「 昔 」と違う暑さと、空調完備の自宅が多く、 早寝早起きをする子どもたちは少ないし、 保護者たちは、毎日とても忙しいから、なかなかお世話もできず。 私たちの頃は、 夏休み中毎日 、 どうかすると お盆も土日も 行われていたラジオ体操。 1番乗り、を競争したり、父や母と一緒に行ったり、 毎日違う6年生のところに行って、違うハンコを集めたり、 飛び跳ねて参加し、友人たちと当日遊ぶ約束を取り付けたり、 時にはケンカをしたり、、、、飛び跳ねて帰宅していた。 今や、土日休み、お盆まで、という地域が増えており、 お盆まで、どころか、夏休み開始から2週間だけ、だったり、 最初と最後の1週間ずつ、だけだったり、 最初の1週間だけ、だったり。 「 皆勤賞 」にも、さしたる魅力や誇りもなく、 参加する子どもたちは、皆が皆、「 のろのろと 」、 嫌々ながら、保護者に言われて「 仕方なく 」参加しているように見える。 その「 体操 」たるや、目を覆わんばかりのもので、 これって、本当に 意味があるものなのかどうか、疑わしい。。。 そのくせ、ラジオ体操の『 当番 』となる保護者間では、 毎年、当番日、当番回数をめぐってのトラブルが絶えない。 (o_ _)oポテッ そこに 意味はあるか? 意義はあるか? >、、、、在るんです (汗)。 否。 続けるのなら、在る、ようにしなくちゃならん、と思う。 意味やら意義やらを 保護者たちが確認し、 子どもたちもそれを実感できるような、体制にしなくちゃならん、と思う。 かく言う私も、中学校に上がるまで、 比較的ラジオ体操はちゃらんぽらんだった。 夏休みに、ピシ、と軍隊式にキめて体操する父や母が、ちょっと恥ずかしかった。 だが、中1の1学期の体育の授業で、とことんラジオ体操を教えられる。 1学期中、全てが 整列、番号掛け、4列縦隊、ランニング、 そしてラジオ体操に費やされた。 ラジオ体操のひとつひとつの動作毎に、ストップを掛けられ、 全員に、先生の厳しいチェックが入るのである。 2学期からも、全員がノーストップで、全てクリアできて初めて、 その日の授業に入れるのだった。 1度でも先生からストップが掛かれば、また最初からヤり直し、である。 男子など、中1の1年間、全部ラジオ体操、であった@@。 本当にきちんとラジオ体操をすれば、大汗をかき、 第1第2と続ければ、全身がへろへろになってしまう程のものと識る。 身体をほぐし、鍛えていくために、よく考えられた所作であり、順番であり、 ひとつひとつのポーズをきちんとキめられるまでには、 努力、鍛錬、筋力が必要であり、またそのポーズは、とても美しいことを識る。 だもんで、子どもたちのたらたらした動き、 突っ立ったまま、腕どころか、肘から先しか動かさない所作には、 イライラを通り越して、気持ちが悪い。(-_-) ヤりたくない、のもきっとある。 きちんとヤるのがカッコ悪い、というのもきっと ある。 でも、もしかしたら、ちゃんと教えて貰ってないから。 だからデキないのではないか?? そう感じ、私自身がラジオ体操の当番のときには、 子どもたちの前で、ビシビシ キめて体操して来た。 運動会でラジオ体操をするときには、校長先生の横で 会長と示し合わせて ビシビシ キめた。 皆驚き、ヒいて行くのが判る。 でも、ちゃんと観てる。 そうか、こんな風にするんだ、と面白がって真似をするお子たちも出て来る。 ただ、、、我が家の少年たちは、いつも、いたたまれなさそうな顔をした。 ( そうでなくても常に母は目立ってるのに、 ) もぉヤめてくれ、、、頼むからおとなしくしててくれ、、、 そんなような内心の悲鳴が聞こえて来る気がした。 んだから、私も「 指導 」まですることはしなかったのだけれど。 私に歯止めをかけていた少年たちはもういない。 現役のおかあさん方との柵も、もうない。 体調と肌の調子さえ上向いたなら、 「 地域の変わった体操おばちゃん 」 として、 夏休みのラジオ体操デビュー、しちゃう?? (笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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