テーマ:大学生母の日記(2892)
カテゴリ:驚き 桃の木 @@
すっかり書きそびれていたのだが、 7月に入ってすぐ、下の少年の大学の理工学部後援会より封書が届く。 なんだろうと開封してびっくり、 '07年度決算、'08年度予算案の承認依頼 であった。 議案として、第1号議案 '07年度決算について。 第2号議案 '08年度役員の選任について。 第3号議案 '08年度予算について。 ちゃんと是か否かを記して返送するよう葉書まで同封されている。 確かに入学時に、後援会入会金として、12,000円。 後援会会費として 36,000円支払った。 またそれとは別に、大学拡充費10,000円、実験実習費12,000円也。 入会金以外は、学費とは別に毎年?? ( 県立なのに )高~ぃ!(T_T) と思ったけれど、 大体 理系学部は、実験などで何処でも高いものだし、 そんなものなんだろうな、と思って振り込んだ。 が、こんなにきっちり収支の報告をしてくれて、 かつ、小中高PTAのように、役員まで決めているとは。。。^o^;。 上の少年のときは、確か、1年次に支払って終わり、だったと思うのだが。 。。。毎年知らずに、ひっくるめて「 学費 」として払ってるのかも知れない。 国立と県立の違いなのか、文系と理系の違いなのか、 大学によって、受験申込様式、支払申込書様式の余りの違いに驚いたものだが、 入学後も、ここまで違うというのは、 考えてみれば 当たり前のことなのに、やっぱり驚いてしまう。 まして、「 後援会 」なのだから、 どんな保護者が どんな感じで 組織に在るのか、で、 変わっていくものでもあるのだろう。 私にとっては、少年たちの高校の「 後援会 」から、 「 後援会 」とは 学校にぴったり張り付いて(汗)、 金銭的広報支援を行うもの、で、 既に「 学校側 」と同様な感覚で捕らえてしまってるため、 支払え、と言ってくるものは、無条件に 頭のなかはどんぶり状態だから、 改めてこんなのが送られてくるとちょっとびっくり、感動までしちゃう。(滝汗)。 下の少年の理工学部の後援会では、5000万円が動いていた。 うち大きなものは、 ● 後援会運営費 専属職員の人件費他、会議費等で 約500万。 (これだけの活動、そして報告するには、専属職員が要るよね)。 ● 学生指導厚生費 健康管理費 300万 ( 健康診断の医師等の手当補助、結核検査検診補助 ) 保険費 450万 ( 学生教育研究災害傷害保険料、スポーツ安全保険料 ) 学生活動費 2300万 ( 就職指導費、就職指導講演会費、就職事務補助者手当、 就職アドバイザー手当、就職広報経費、 クラブ活動費、オリエンテーション経費、専門教育学生指導費、 国際交流自供経費補助、教室等設備設置経費 ) 行事費 600万 ( 卒業式祝賀会、大学祭等経費補助 ) 学生図書費 300万 ( 学生希望図書購入費 ) ● 広報支援費 200万 各学部大学案内印刷経費補助、ホームページ更新費等 ● 大学運営費 加入諸団体費 50万 ( 各学科加入諸団体会費 ) 慶弔費 40万 ( 学生、教職員関係慶弔費 ) ● 予備費 100万 そんなこんなで 、約5000万円の収支決算報告。 1円単位で、事細かにきっちり表になっており、監事2名の署名捺印まで。 金額と内容さえ規模が違うが、まさに小中高のPTA総会資料である。 詳しい表を観て、 理学部、工学部の学生たちのキャンパスライフがちょこっと垣間見えて、 なんだか近しい想いをするとともに、 理工学部の就職率 100% を誇るのは、後援会の活動あってこそ、と 入学式で言っておられたのに、ちょっと納得。 で、大学学費とは、まさに純然たる「 授業料 」なのであって、 健康診断やら図書館充実、サークル活動、そして就職指導まで。 講義以外の学生へのフォローは、 全て「 後援会 」が行うのだなぁと実感する。 こんな形で、世の「 学生 」は、保護者に幾重にも守られ、育てられてる。 「 学生 」 とは、学に生きるもの。 「 学生 」 というだけで、何をも社会へ生産還元することなく、 生きて行けて、食べて行けてる。 そんなようなことに気付き、自覚をし、 何をすべきか、なすべきか。 自らに問い、自ら頑張ってくれる学生たち でありますように。 あれこれ想いつつ、「 是 」に丸をつけ、 役員承認の欄に、感謝の言の葉を書き添えて投函する夏の終わり。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[驚き 桃の木 @@] カテゴリの最新記事
|
|