テーマ:大学生母の日記(2892)
カテゴリ:育児は育自~共に学び共に生きる~
有難いことに、上の少年は、D法科大学院をトップの成績で合格したらしく、 授業料免除の特待生という栄冠に輝いた。 但し、入学金 28万円也。 少年の本命は、あくまで本人の在学大学の法科大学院であり、 今回の受験を「 腕試し 」と豪語していた少年であったが、 ここへ来て、少々迷いが生じている。 、、、それは、私たちの懐具合を案じてくれているから(;;)☆ 後2年、2人の少年の学生生活、自宅外生活を支えるのは、 我が家にとっては、とてもしんどいことで、 上の少年の学費が免除になることは、正直、本当に本当に助かる。 夫も動揺し、保険のためにも、D法科大学院へ入学金を納めよう、と言う。 。。。。私は。 今回の合格は、本人が 本人の願いを叶えるために、 この3年半、バスケのサークルで汗を流し、バイトを掛け持ちし、 頑張って努力し、勝ち取った栄冠であり。 その栄冠もまた、 本命にチャレンジするための一過程上でいただいたものであり。 んだから、その本人が考え、本人が決めるべきものである。 であるのだが、私は、本人が私たちのことを思って決めたことから、 後々、後悔するようなことが起こらないよう。 、、、やはり本人の初志を貫徹するべきではないか、と思っている。 思えば、大学入学時もそうだった。 センター入試で、東京のK大学法学部に特待生で合格。 4年間の私立の学費免除は、大変に大きなことである。 学費が免除されてもなお、「 Kボウイ 」なるイメージ、 生活費だけでも我が家には分不相応なんぢゃ、、との不安。 それでも本人も私たちも大いにぐらつき、 ついには入学金を納めてしまう。 で、結局は第一志望に合格し、本人の念願の京都の地へ。 金銭的に常に汲々としている私たちは、少年には言えないが、 つい、あのときK大学へ納めた入学金が、 今、ここにあったらなぁ、と思うことが実は度々あった。 、、、これは、甲斐性のない情けない私たちの責任であり。 それがどうしたって、上の少年の枷になってしまってることが ただ申し訳なく、忸怩たる想いを抱えつつ。 ともあれ、本番を来月に控えて揺らぎ、 D法科大学院への入学手続きをどうするか暫く考える、という少年の 意思を尊重し、ただ、黙って結論を待つことにする。 この大学院を第一志望にして励んでいる方々の存在も、 彼にはよく判っているはずであるし、 逆に、彼は、それら全てを含めた選択肢を持つ、ということ、 その重みそのものを勝ち得た、ということなのかもしれない、 とも感じてみたり。 高校推薦入試とは違い、 入学金を納めても国立に挑戦できることに感謝しつつ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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