今日も元気で

　　　　　　　安心して産める社会に

　　　　　　　　　「　誰も責める気ない　」－　死亡妊婦の夫が会見

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　10月27日21時13分配信 時事通信



　　　　　　　　　東京都内で ８つの病院 に救急搬送を断られた妊婦（36）が
　　　　　　　　　脳内出血で死亡した問題で、
　　　　　　　　　夫の会社員男性（36）が27日夜、厚生労働省で記者会見し、
　　　　　　　　　「　妻が浮き彫りにしてくれた問題を、力を合わせて改善してほしい。
　　　　　　　　　　　安心して赤ちゃんを産める社会になることを願っている　」と訴えた。





　　　　　　　　何度も書きかけて挫折しました。
　　　　　　　　涙なくしては読めず、このご遺族の言の葉の前では何も書けず(;;)。


　　　　　　　　ただただ、謹んで　哀悼の誠を捧げます。

　　　　　　　　この件に関する　都知事や厚生労働大臣のつまらんコメントを
　　　　　　　　見聞きした後だっただけに、涙が噴き出ました。



　　　　　　　　　　　どんなに無念でいらしたことか。

　　　　　　　　　　　慟哭の、そのまた向こうから、語られた願い。



　　　
　　　　　　　　「　喉元過ぎれば忘れるのではなく、
　　　　　　　　　　具体的な目標を持って改善に向かってほしい。
　　　　　　　　　　何かが変われば　『　これを変えたのはおまえのお母さんだよ　』と
　　　　　　　　　　子どもに言ってあげたい　」



　　　　　　　　　　　　　　救命救急現場の現状を慮られた、
　　　　　　　　　　　　　　本当に哀しい、本当に立派な、重たい言の葉。


　　　　　　　　　　　　　　それだけに、
　　　　　　　　　　　　　　奈良の、同様な状態で遺族となられた男性の、

　　　　　　　　　　　　　　「　妻の事件がちっとも生かされていない　」という叫びが

　　　　　　　　　　　　　　胸に、耳に痛い。



　　　　　　　　　　　　　　どうぞもう、二度とご遺族の方々の願いが無になりませんよう。


　　　　　　　　　　　　　　システム上の問題であるならば、十重二十重の厳重管理を。

　　　　　　　　　　　　　　施設の問題であるなら。　ひとの問題であるなら。



　　　　　　　　　　　　　　　　　國はどうしなくてはならないか。
　　　　　　　　　　　　　　　　　私たちは、どう在らねばならないか。



　　　　　　




　　　　　　「　安心して子どもを生める社会に　」。


　　　　　　　　　母子をサポートする体制を整える、云々の前に、
　　　　　　　　　まず、産科自体がないのです！
　　　　　　　　　どんどん閉鎖されて行っているのです！

　　　　　　　　　妊婦さんはまず、産院、産科を探しあぐね、
　　　　　　　　　隣市、隣県まで足を運ばねばならなかったり、
　　　　　　　　　何十万もする、近場のリッチな産院を選ばねばならなかったり。

　　　　　　　　　出産間際に実家へ戻って、心身のサポートをして貰いながら
　　　　　　　　　安心して出産、、、することは、ほぼ不可能になり。

　　　　　　　　　健康に、無事、月満ちて出産する日を迎えられても、
　　　　　　　　　それでもなお、不安であるのが　出産であるのに、

　　　　　　　　　不慮の事態は、いつ　何処で　何か起こるか判らない。
　　　　　　　　　精神的には勿論のこと、まず、物理的に　いのちの危険を背負う。
　　　　　　　　　
　


　　　　　　　　　　　　　そうなったのは何故か。

　　　　　　　　　　　　　そこに手を入れないで、「　少子化対策　」は成立しない。


　　　　　　　　　　　　　　　國はどうしなくてはならないか。
　　　　　　　　　　　　　　　私たちは、どう在らねば　ならないか。

　　　　　　　　　　　　　　　まさにそれをつきつけられた想いがする。



　　　　　　　　　　　　　まずは、

　　　　　　　　　　　　　　　　おかあさまに　こころから哀悼の誠を捧げ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　おとうさんと赤ちゃんに
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　どうぞ幸多かれ、とお祈り申し上げます。






ぴぐまっくさん　『　泪　』