テーマ:山野草・高山植物(1425)
カテゴリ:観ました^^*☆
出勤前にちらりと寄った実家の母の庭は 春の花盛り。 母は 山野草が何より好きで、 県北の友人から分けて貰う山野草を ことのほか大事にしている。 元来 可憐な風情であるハズの山野草たちが、 緑の指の持ち主の母のもと、 何処で目にするより のびのびと元気いっぱいに見えるのが 可笑しい。 地植えの雪割草は さすがに終わりかけていたが、 私の持って行った 雛草 は 鉢いっぱぃに お花があふれかえっていたし、 白の大文字草に先駆けて、 赤の大文字草の元気さは、 ふんぞり返ってみえるほど。 連翹のように ぎっしりごっそり、となるのがイヤだった母が、 刈り込んでしまったために、楚々とした佇まいになった雪柳。 胡瓜草 同様、 葉っぱの匂いから 気の毒な名前を付けられた 花韮。 ( 花言葉 『 別れの悲しみ 』) さりげに山野草ぢゃないものも、すっかり溶け込んで、 玄関先でずっと咲き続けている、 もう何年もののミニシクラメン。 ( いつ休むのか、今年はチェックしやう ) 庭のあっちこっちで色違いが咲いている クリスマスローズ。 にっこり きょろきょろしていると、 『 千手岩菲 』が咲いたのだと 私の手を取って連れて行く。 :::::beadsbear::::: センジュとは、先頃満喫した千手観音を思い起こさせる。 まこと、蓮の花のやうな。 で、両側の蕾が両腕を広げた握り拳のやうで、 何やら 動的な感じがする。 独鈷を持ってる感じ。。。救済?? で、ガンピとはなんだろう??? 帰宅して、ググって調べてみれば、どうも違う。 千手岩菲は、ナデシコ科。 開花の時期も違う。 母のこれは、『 東一華 』というのではなかろうか?? 母にPCメールで、双方の画像と一緒に送る。 「 そうだったんだね。。。調べてくれて有難う。 でも私はこれを友人から『 千手岩菲 』だと言われて貰って そうだと思って大事に育てて来たから。 私のなかでは『 千手岩菲 』のままでいい? 」 。。。悪い訳がないし^^*☆ 花はただそこに在り、 そこでただ、咲いているだけ。 ひとは 自分の 目に 胸に こころに うつる その ものを そのまま感じたり、何某かを受け取ったり、 大切にしたり、想ったり、 そして 愛でたり。 それで いいんだ、それで 十分なんだ、と そう 想うし。 * 『 千手岩菲 』とは、 『 岩菲 』という中国原産の多年草があり、 それに似ていること。 日光の千手が浜で見つけられたこと。 花びらの先が千手のように切れ込んでいること。 そして『 千手 』で、「 非常に繊細な 」 という意味を 持たせた???らしい??( ..)φ はなのいろは うつりにけりな いたつらに わかみよにふる なかめせしまに ―― 小野小町 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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