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カテゴリ:ニュース
ニッポンは『 侵略戦争 』をしたのではない、と いわゆる「 政府見解 」と 異なる論文を掲載し、 航空幕僚長を解任された 田母神俊雄氏が、 全国はもとより、米国でも講演活動を行っているが、 この度、8月6日に 原爆ドームの目の前にあるメルパルク広島にて、 『 ヒロシマの平和を疑う 』 という題目で、講演を予定。 これに対し、広島市長は6月29日、 田母神俊雄氏と講演会を主催する「 日本会議広島 」に 「 被爆者ら市民の心情に配慮して日程変更を検討してもらいたい 」 との 要請文 を送る。 ヒロシマの民草たちの NO という声も高まり、 10日には、中国地方最大手書店であるフタバ図書がチケット販売を中止した。 ( 私には、中止以前に チケットを委託され、販売してたことが信じられないけど ) 言論の自由、集会の自由は 憲法で何人にも保障されている。 んなことは重々承知。 だが、何も8月6日に講演することはないぢゃないか。 8月6日に、核武装論者がヒロシマで何を語ると言うのだ。 1発で14万人が亡くなり、64年目の原爆忌を迎えようとしている今尚、 原爆症に苦しみ、被爆二世、三世の哀しみ、苦しみも永劫に続く、このヒロシマで。 温暖化に喘ぐ この地球を滅ぼす核兵器を持たねば、 この地球は、この國は、本当に守られないのか? お前が持つから 俺も持つ。 そんな幼稚な理論でもって、この世界は本当に守られるのか? 核兵器に対し、1番 NO といえるのは。 全世界に向け、核廃絶を 1番 訴えていけるのは。 被爆國である この ニッポン なのではないか? 沖縄の日、2つの原爆忌、終戦の日。 この4つの日だけは、 全国民が服喪する、鎮魂の日でありたい、と 毎年毎年、こころから想う。 それは、鎮魂の想いとともに、2度と過ちを繰り返さないために。 己れが、あの戦争を経て、今、自分たちが生きて在れることに感謝するために。 強制ではなく、皆が自然にこころからそう思える。 手を合わせる想い。 頭を垂れる想い。 そんな国であるためには、何をどうして、どう在ればいいのだろう。 少なくとも、当時の 國の歩んだ道の正当化――。 当時を懐古し、当時の歩みに「 誇り 」を持ち、 核保持國と新たにタイマンを張るために、 同じ 核 を持とうとすることではない、と 私は 強く 強く 憤りと怒りとともに、そう思う。 言論の自由は 保障されている。 彼の8月6日の講演にNOという自由もある。 せめて6日は避けてくれ、と 願う自由もある。 鎮魂の日に あえて 核武装論者の講演会を持つ、 まず、その意味と意義、 そこに持たせる役割、果たす機能を問いたい と 願う自由もある。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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