テーマ:幸せの法則について(434)
カテゴリ:お気に入りの小物たち☆雑貨たち
実家の母と行くために、実家へ立ち寄る。 仏間に、また 新しく母がつくったらしい 可愛らしい小物入れが置いてある。 色、形ともに、なかなか可愛い^^*☆ で、この大きさと形から、 突然に、大昔、父が九州出張帰りに時折買って来てくれていた、 『 鶴乃子 』という卵型のお菓子を思い出し、遠い目になる。 そこへ母が、「 これ、何から作ったと思う? 」 まさかまさか?? 振り仰いだ私の驚いた目に、 私が気付いてることを察し、にっこりした母は 「 鶴乃子! 覚えとった?? 」 ぅっわ~~~~!!(//▽//)☆ 父の出張先は いつも長崎で、 当時の長崎土産といへば、蝙蝠マークの『 福砂屋 』のカステラ。 売り切れだったりで買えなかったときは 博多の定番、 『 ひよこ 』や『 鶴乃子 』、『 博多の女 』だった。 ご幼少の砌より、酒豪だったらしい??私は、 そゆお土産より、実は『 辛子明太子 』が嬉しかったのであるが(滝汗)。 私は 土産物をねだるような娘ではなかったし、 お貧乏な父には、値が張る上に、 当時、新幹線もなく長時間電車に揺られるために、 「 要冷蔵 」でもある辛子明太子を自宅へのお土産に求めるのは、 ちょっと辛いものだったらしく、滅多にお目に掛かれなかった。 今思えば、当時の明太子には「 無着色 」のものなんてなかったから、 着色されたものを嫌う父には、ハナから対象外だったのかも(o_ _)oポテッ 、、てなことで、私にとっては、博多の辛子明太子は、 未だに敷居の高い、「 幻の辛子明太子 」的イメージがある。。。 幼かった私には、 長旅には どんな不慮の事故が起こっても不思議ではないことを識らず、 出張して行った父が無事に戻って来ることは 「 当たり前 」 のことであったので、 父の無事の帰宅よりも、 まずはお土産物の品定めに突進していたものである^o^;。 『 鶴乃子 』は 珍しい卵型の箱に入っており、 ふゎふゎとした真っ白なマシュマロのなかに黄身餡の入った、 不思議な食感の卵型のお菓子で、強く記憶に残っている。 もう40年近く(滝汗)食べていないけれど、 今ググってみると、箱もお味も昔のまま、 つくり続けられているようで、 何だか とても懐かしく、とても嬉しい。 この小物入れは、母の友人が『 鶴乃子 』をお土産にいただかれ、 箱が勿体無くて作ってみられたそうで、それを母に伝授された由。 今や、この小物入れを作りたくて『 鶴乃子 』を求める、 本末転倒のご友人だそうである^^*☆ さすがに箱からの手作りは、手強そう。 『 鶴乃子 』のサイトに、この卵型の箱についての説明があった。 ~ 箱は創業者が一つ一つ手づくりで、 あのやさしい丸みを出していました ~ 創業者石村善太郎は、 「 競争するな、勉強をせよ。 人が角いものを作ればこちらは丸いものを作れ 」とよく言い、 人と争わず共生しようとするこころを持つこと、 そして人の真似をせず独創的な菓子づくりをする、を信条としていました。 その精神から生まれたのが鶴乃子であり、鶴乃子を入れる卵型の箱でした。 初代は、隠居してからも「鶴乃子の箱だけは私が作るばい」と、 柔道の稽古着を仕事着に、毎日一つ一つていねいに紙を張り、 茶碗の底を使ってあのやさしい丸みを出していました。 その数は、一日に200~300箱にもなったそうです。 味だけでは語れない歴史がありました。 をを。 母たちが この箱の形を愛で、小物入れを作っちゃってること、 『 鶴乃子 』創業者さんは 喜んでおられるのではないかしらん(//▽//)☆ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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