テーマ:花と自然を楽しもう(15538)
カテゴリ:観ました^^*☆
ツクシやサルトリイバラ、ススキの自生する 荒野のやうな我が家の庭でも、 さすがに ジュズダマは出て来ない。 でもすぐ近くの川岸にはぎっしり。 幼少の砌、たくさんたくさん集めては、 母に糸を通して貰って遊んだジュズダマ。 小学生になってからは、自分で糸を通し、 母の助けが不要になったことを誇らしく思ったジュズダマ。 5時までに帰宅しなくては叱られるので、 それまでに1つでも多く集めようと、 傾く陽射しと競争のように 野山を駆け回っていた あの頃。 うちの少年たちが もし娘たちだったら。 ジュズダマに糸を通す あのきらきらした時間を 母娘で ―― もしかしたら 母娘三代で 一緒に持てたのだろうか。 ジュズダマを目にする 秋の日に こうして 切なく 懐かしく じんじんする時間を 持ってくれたのだろうか。 望郷の想いに かられてくれたり しただろうか。 ◆ ジュズダマ ( 熱帯アジア原産 ) 稲の伝播とともに食用作物として渡来したそうで、 灰白色に変わった実は食べることができる。 但し、3日間日に乾して脱穀し、更に数日間乾燥させた後、 一晩水に浸し、4時間煮なければならないが、 糖分、脂肪、蛋白質が豊富で、鎮痛、解毒、消炎作用のある薬膳になる由。 英名は『 ヨブの涙 』。 悪魔に信心を試されるために苛め抜かれる、 神に選ばれし、あのヨブである。。。 花言葉は 恩恵 祈り 成し遂げられる思い。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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