テーマ:旅の写真(3464)
カテゴリ:観ました^^*☆
お坊さまのお話に胸を熱くしながら 白鳳伽藍をゆったり周る。 次々に修学旅行生が バスガイドさんに連れられて急ぎ足で通過するのが 少しも気にならない境内の大きさ、ゆったりさ、である。 残念ながら、東塔は 来年から解体修理に入るため、 調査のための 足場が組まれている途中。 それでも 解体となる前の東塔を 観ることができてラッキーだったし、 足場用の 特大のクレーンを観て、 まさに、こんな重機など なかった時代に つくられたことに想いをはせる。 望遠を使っても 水煙の飛天は はっきり観えない。 お坊さまがおっしゃられた通り、 双眼鏡もない時代、 誰も気付かない、誰も観ない、 この場所に。 それは 垢抜けたラインの 美しい飛天が 銘のない、 名も知れぬひとびとによって 丁寧に 精巧に 4枚もつくられたのである。 抜けるやうな空の下、 金堂、大講堂、と この色彩、この規模に まるで唐土の地を 訪った心地がする。 大講堂の庇に さり気に五色の布が 順番に結ばれている。 この文様と金堂天井の文様が 余りに美しくて。 この文様を刺繍してある お念珠袋を見つけ、 実家の母と従姉への お土産にしやうと決め。 銀茄子のイイ感じのお色で すっかり、私自身が 気に入ってしまった。 真っ白なお箱にも 何気に鳳凰が(//▽//)☆☆ 思い起こせば、今の私のお念珠袋は、 結婚前に、この従姉に、 母とお揃いのものを買って貰ったのだった。 あれから四半世紀。 従姉は 一昨年伴侶を喪い、 時間を見つけては、四国へお遍路さんの旅。 気に入って貰えるといいな お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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