カテゴリ:観ました^^*☆
京都の路地なかの、古めかしいおうちの屋根屋根に 鍾馗さまが祀られてあるのを大変興味深く眺めたのであったが、 唐招提寺の本坊へ入る門の屋根の上には、龍が鎮座されており、 これまた ひどく 驚いたのであった。 鍾馗さまといへば 道教系。 屋根の上の鍾馗さまは、 近畿、中部地方で 見かけることができると 耳にしていたけれど、 一般的な鬼瓦や 沖縄におけるシーサーと違い、 こうして 神仏のおぼえめでたい京の都にて 今なお、魔除け厄除け、或いは 疱瘡除けや 学業成就を願い、 屋根瓦に鍾馗さまを お迎えしてきた、という そのことに、民草の逞しさやら 敬虔さ やら、いじましさ やら、 ちょっと複雑な感慨を抱く。 それにしても 三つ爪の龍が良い子して 屋根の上にとぐろをまいているさまは 有難くも、なんか可愛い(笑)。 可愛いといへば、京の天竜寺の鬼瓦。 某東のぞうさんもアップしておられたが、私も(笑)。 1900年再建された法堂の鬼瓦。 守ってくれるには、あまりに可愛らし過ぎて。 禅寺の中心堂宇としては珍しい寄棟造単層。 雲龍図は傷みが酷く、 1997年に加山又造氏により八方睨みの龍の雲龍図が描かれる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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