テーマ:スローライフ(924)
カテゴリ:ささやかな倖せ
ひところ、松居一代氏がCMに出ていた、ロート製薬の 『 50の恵~ 』 というフレーズが耳について離れず。 良いメロディだと思えるだけに、 「 50の 」 と 正面切って言われると 何かしら、ヘコんぢゃうんである(-_-)。 それは、 はぃはぃ、50ですよ。 それが何か。 みたいな。 50だからって、簡単に ククらないで。 みたいな。 そーんな反撥心がむくむくと湧いてくるのは、 元気いっぱぃで、押し付けがましさまで 感じさせられてしまふ、 松居一代氏の きらきら笑顔にあるのだと 気付き、 彼女の大変な半生、闘いを見聞きしてきただけに、 何かしら 申し訳なく、またまた ヘコむ(-_-)。 閑話休題。 『 家電の恵 』。 今回ほど、それを痛感させられたことは未だかつてなく、 買い替えたばかりの新家電たちに感謝を捧げ、 購入に際し、快くGOサインを出してくれた夫に感謝し続ける毎日である。 まずは、ドラムくん。 1歩も外に出られない。 立つのもままならない。 それでも血膿にまみれる私には、全身を100%の綿で包み、 包帯がわりの晒と共に 毎日 着替える必要があった。 復元不能な程 汚れてしまったものは捨て、 過炭酸ナトリウムを入れたバケツに沈めて消毒し、 それからドラムくんで洗濯し、乾燥させる。 1歩も外に出られずとも、洗濯乾燥させることのできる有難さ。 室内干しの嫌な匂いや雑菌繁殖の恐怖を抱えなくて済む有難さ。 また、布団乾燥機 に、散々迷って決めた クリーナー。 1日中、床に伏し、血膿の熱で湿ってしまう布団を干せない。 薄皮が張り始めれば、すぐに落屑となって、あたり一面に飛び散る。 気持ち悪い、汚らしい、ダニも心配。。。 なんとか起き上がって布団乾燥機を稼動させ、 その後、赤い点滅が消えるまでクリーナーをかけると 日向の匂いはしなくとも、布団に心地よさが戻り、 周りの見た目も美しく、ダニ不在の安心感に包まれる。 しかも、フローリングが拭き掃除をしたやうに 輝いてくれるのは 有難過ぎて、不覚にも目の奥が熱くなる。 そして 昨夏、突如壊れたリビングのエアコン に変わり、 夫が選び、買ってくれた20畳用の除菌イオン搭載エアコン。 換気と除菌だけならば、1時間1円にも満たない電気代に安心して、 1日中、窓を開けられないお部屋を救って貰う。 エコ生活とは対極に来てしまう、忸怩たる3ヶ月ではあったけれど、 この子たちのお蔭で、私は なんとか 気鬱の病に陥らず、 なんとかかんとか、出口付近までヤって来れたのだと思う。 たかが 家電。 対価を支払い、手に入れたものではあるけれど。 こうした家電がなかった時代 のことやら、 もし、夫が購入を反対してたら、とか、 高価過ぎて、とても我が家では購入不能であったなら、 とか。 あれこれ 考えるにつけても、有難く。 家電に向けて手を合わせたくなったり、 夫に向けて、有難う、と言わなくちゃ、と思ったり。 50の恵ならぬ、 『 家電の恵~ 』 と、 口ずさんぢゃうんである^o^;。 そいえば、無意識に鼻歌が出た私に 「 ほんとに元気になったね 」 夫が驚く。 確かに4月いっぱぃは、無意識に歌っちゃうなんぞ、 考えられもしなかったし、 それは お歌好きな私には とても珍しいことだったなぁと。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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