テーマ:TVマイブーム(650)
カテゴリ:観ました^^*☆
毎週楽しみにしている NHK 『 産地発! たべもの一直線 』。 その道で 一歩も二歩も秀でた農家や漁業の方々のご努力やこだわり、愛情。 そのご努力に見事に応える作物たちに いつも感動し、驚くことばかり。 また、その方々が一生を捧げようと想い定められた農や漁との出逢い、 想い描いた形となるまでの歩み、 そして、希望あふれる未来へ向かっての具体的な展望には 毎週毎週、こころが洗われると同時に、 恐ろしい食料自給率の我が國の未来を 信じてみやう、応援しやう、できることを努力しやう、と 思わされ、 清清しくも明るい気持ちになれちゃう、 いわば 私のこころの禊の時間――。 6日のこの日は、青森県 六戸町発の 『 ハーブ 』だった。 農家の次男に生まれた六戸町の大西氏は、 28歳のときに 農閑期を利用して西欧に旅行され、 「 道端に生えている草花が 当たり前のように日々の料理に使われている! 」 と、ハーブたちに一目惚れ。 最初は趣味で始められたのに、ハーブに魅せられ続け、 四季折々のフレッシュハーブを育て育てて、( お馴染みのセリなども ) 25年目の現在は、33棟のハウスで500種類以上を栽培し、 年間に出荷されるハーブたちは200種類以上。 5~6月時に出荷可能なハーブは100種類近く。 大西氏のハーブは、虫が嫌うハーブ、虫が好むハーブの位置を工夫して、 無農薬で育てられている。 つちづくりから丹精込められた栽培は勿論のこと、 出荷には、主にフランス料理に使われるハーブを それぞれこだわりを持つシェフたちからの注文に合わせ、 すぐに料理に使えるよう、美しく形の良いハーブ 「 平面 」「 立体 」「 花つき 」 と 3種類に分け、 盛り付けられた姿を考えながら 1枚1枚選別して手で摘まれる。 「 この1枚1枚が 料理のお皿の出来映えに深くかかわっていますので、 気持ち的には 料理はもうここから始まっているんだという気持ち 」 ハーブが生きる力を引き出す姿勢を貫く大西氏の ハーブを語る瞳は きらきらきら。 この日、スタジオで紹介されたハーブ料理は、 ハーブの手巻き寿司 と 冷奴 @@。 『 手巻き寿司 』。 てっきり大葉的に使われるのか、と思いきや、 手巻き寿司の米飯は酢飯ではなく、 酸っぱさを持つハーブ+好みのハーブ、そして焼き海苔。 ( 山葵同様なハーブもあるらしい ) ハーブがメイン食材の、手巻き寿司なのである@@。( 想定外! ) 「 手巻き寿司 」と聞いて 予想したものより 美しかったため、 思わず ポーズボタンで、撮影。 海苔、葉っぱ、お花の取り合わせに 「 苦さ 」 ばかりをイメージさせられ、 もう1つ ピン と 来ないのだが、 海苔とハーブが意外によく合う、と 出演者たちは絶賛して舌鼓をうつ。 日本酒でもワインでもばっちり!との由。 「 添え物 」「 香り付け 」 的 役割なハーブではなく、 まさに「 主役 」なハーブたちにちょっぴり驚いた。 『 冷奴 』 は 絹ごしで 立方体にカットされ、 4種類のハーブとお花。 これをオリーブオイルと塩だけでいただくと、 洋食テイストながら お豆腐大豆の風味が生きており、 お醤油でいただく冷奴とは まるっきり別物、となり、 非常に美味しく、メニューが広がる、とのこと。 このどちらも私の想像の域を超え、 どんな美味しさなのか、いまひとつ判らないけれど、 こころ と 身体 に、とても優しそうで。 番組後半、大西氏は、京都のフランス料理店のシェフとスタッフを 見学者として迎える。 全国各地からの見学者を受け入れている大西氏は、 必ず 日本でまだ馴染みのないハーブを紹介し、 その場で食して貰うのだそうで、 シェフたちは、これまで識らなかったハーブたちに驚き、興味を持って それぞれの料理のイメージを膨らませ、メニューに生かそうとし、 大西氏もまた、そうしたなかで、シェフひとりひとりの好みを識り、 ハーブづくりに生かし、さらなる品質を高め、広げていく。 大西氏の今後の展望は、 「 シェフたちを引っ張って行く形でハーブを広めて行くこと。 いつの日か、日本中の食卓で当たり前のようにハーブが用いられ、 こころの健康、身体の健康に役立てるようになること。 自分と同じ想いでハーブを育てる仲間たちを増やしていくこと 」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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