テーマ:大学生母の日記(2892)
カテゴリ:育児は育自~共に学び共に生きる~
盂蘭盆に帰省して来た ぼろぼろ状態の下の少年 を なんとかしたく、 大学の近くで、良き漢方医がいらっしゃらないかどうか調べ、 有難いことに1軒の漢方薬局を探し当て、 そこへ連れて行くことに決めたのだったが。 「 もう ピーク時は過ぎたから 」 と 最初は 本人が気乗り薄であったり、 その後、実家の母からの口添えもあって、 行く気になったようではあっても、 地図を頼りに 自分独りで 漢方薬局に出掛け、 これまでの自分の症状から何から話して診断を受けるなど、 彼にとっては初めての体験で、かなりビビってる感じが メールから伝わって来る。 元々 私は、ご当地にマンスリーマンションを借りてでも 日常生活もままならない状態であった彼を 引きずって行き、 寮から引き取って 暫く彼のケアをしようと決意していたため、 少なくとも初診日には、彼と一緒に行き、 ご担当いただく御方のお話をしっかり聞かせていただこうと 思っていたのだった。 今はまだ、学生だから、 一晩中 苦しんだために 朝 起きられなくとも 「 遅刻 」 で 済むし 暫く 勉学を「 休養 」しても「 休学 」 やら 単位を落とす、 といった 自分だけのことで許されるが 社会人になったならば そうはいかない。 社会人になるまでに 彼のこの状態が少しは良くなるのか、 そのために、どんな手が打てるのか、 体質改善の他、どんな予防策、どんな対処療法が効果的なのか。 で、こうしたお話は、私自身の症状に対しても勉強になることでもあり。 「 自分語り 」 が殆どできない 下の少年に 初対面の薬剤師さんに、どれだけ自分のことを言えるのか、 まず、私が不安であったのもあり。 6日が都合が良く、漢方薬局へ行ってみる、という彼に 母子で共に闘えるのは、或る意味、これが 最後のチャンスかもしれないと。 絶対絶対、逃がすものか、と。 「 ほんとに だいぢゃぶ? 付き添うよ? 」 「 ぅん。 ひとりでいくのが あれだったら また連絡するけん 」 「 あれだったら 」って? 「 あれ 」 って、なんやねーん! ヽ(`Д´)ノ 彼の微妙な感じ、曖昧な不安の形が、 「 あれ 」に詰まっているのは判るのだが、 私が出張るべきなのか、どーなのか、が 結局判らない(-_-)。 出張ろうと思う私自身もまた 不調であるため、日帰りはキツい。 6日は月曜日なので、 行くのならば、前日に行ってホテルに泊まるか 当日早朝に出立して、その晩ホテルに宿泊するか。 後者の場合は、職場への連絡、ミュージカルへの連絡もしなくてはならず。 せっかく、行く気にはなってるようなので、 ゃぃゃぃ責め立てる感じになっちゃうのもマズいと思い、 ギリギリまで彼からの連絡を待つが、とうとう待ち切れなくなって、 3日の夜にメールをする。 「 結局、私のヘルプは 要るの、要らないの? そろそろ ホテルの予約もあるし 段取りもあるから、 お返事、待ってるよん 」 4日、午前零時、 メールの返事が来る。 この時間までバイトなのか。。。 水にも触れられないくらい鬱血し、蒼黒く腫れた手指で。。。。 「 ごめん、連絡せんで いいよ。 自分で行くけん 」 (o_ _)oポテッ … そうだよね。 だいぢゃぶだよね。 20歳になったんだもの、 『 ひとりで できるもん 』 だよね。 どうか 「 あ゛」 とか 「 う゛」とか しか言えない 「 いまどき 」の青少年である彼の真意を汲んで下さるやうな、 懐深い、よき 薬剤師さんでいらっしゃいますように。 どうぞ、薬剤師さんの厳しい言の葉を素直に受け止められる 真摯バージョンにスイッチの入った彼でありますように。 「 …判った! んぢゃ、頑張って行って来てね! 漢方は 保険がきかないから お金が掛かるけれど それは承知の上だから、慌てたりしなくていいんよ? お金は明日、とりあえず3万振り込んでおくけど、 もし足りないようだったら、すぐに言ってね。 暫くは1週間様子見とか、あれこれ、薬を変えてみたりも されるかもしれないし、お金のことは気にせず、 しっかり薬を貰って、忘れずに飲んでね。 ちゃんとご指示通りに通うんよ? 続けないと意味がないんぢゃけんね 」 「 了解! なんか 申し訳ないね 」 「 なんか 申し訳ないね 」 「 なんか 申し訳ないね 」 脳内エンドレス で 鼻の奥が痛い。 申し訳ないのは、私。 母譲りのアレルギーを どんなにか 情けなく どんなにか、恨めしくも想ったことが あっただろうに。 どうぞ。 どうぞ 良き薬剤師さんとめぐり逢え、 有難きアドバイスをいただけて、 教育実習受け入れ諾否面接のため、 22日に再び帰省して来たときには、 少しでも、イイ顔になってますように☆ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[育児は育自~共に学び共に生きる~ ] カテゴリの最新記事
|
|