テーマ:ё・ぼ・や・き・ё(1792)
カテゴリ:地域のこと。
この地では、『 オロナミンC 』 が さまざまな場面で活躍し、 大層 重宝されていることに、結婚直後から 気付いてはいた。 他に、UCCの缶コーヒー と JAひろしま の 『 みかんつぶつぶ 』 が オロナミンCに続く。 常にオロナミンCと、UCCかJAの缶が組み合わされ、 どのお宅にお邪魔しても、お盆の上に丁重に乗せられて、 振舞われたり、帰りに持たされたりするのである。 フツーならば、お茶を出される場面で、 フツーに お盆に乗せられた、これらが コップなしで出てくるので、最初は戸惑い、 私自身はともかく、幼い少年たちには まだ飲ませたくなかったのもあり、 とても閉口したものだ。 ** 炭酸飲料は 敬遠していたし、 『 みかんつぶつぶ 』も、100%果汁なら有難いのに、 果汁20% みかん粒10% というもので、 みかんの缶詰の如く、ものすご~~~く甘い。 自治会活動に参加しても、ご葬儀関連の手伝いに出ても、 この3つのうち 2つは 必ず出される。 何故、 この3つなのか。 結婚以来、ずっと不思議であったところ、 思うに、この3本のソフトドリンクは、 昔から 販売されているもので、発売当初は、珍しく、 朝から晩まで 外で田畑仕事に勤しむ農家では、 客人にお茶をお出しする暇もなく、 自分たちも、薬缶いっぱぃに沸かした麦茶を 薬缶ごと外に持って出て、田畑の傍で休憩を取るときに飲む程度。 そんななか、「 缶ジュース 」や オロナミンCの小瓶は、 ちょっとした「 おもてなし 」 として出すもの、という お茶よりも上、的な 【 格 】を 勝ち取っているのだと 義母を観ていて 気付いたのだった。 で、長引き始めている 義母宅の瓦葺き替え工事 にて、 職人さんたちに 毎日お出しする定番のなかに、 この 『 オロナミンC 』 と 『 ポカリスエット 』があるのだが、 職人さんには、一口できゅっと飲み切れるものが良い、という義母のこだわりで、 ポカリスエットは、ちっちゃなくせに割高な 200ccのペットボトルが良い、缶は缶くさいから良くない、と譲らない。 で、この200ccのペットボトルを 3箱買って準備したものの、 朝昼晩で すぐになくなってしまい、 ついには 町内、隣街、隣市でも見かけなくなり、 捜し歩くのにギブアップした私は、 160gのアクエリアスのミニ缶が大量に売られているのを発見し、 親類筋の酒屋さんからも 義母を説得して貰って、 無事、アクエリアスの缶への代替を果たしたのだったが。 ここへ来て、今度は 『 オロナミンC 』 が 売り切れ。 町内中、果ては、隣街の大型スーパーまで オロナミンCを求めて彷徨い、 隣街も、広大なる隣市でも 薬局でも。 時折、冷却機のなかに 2、3本程度を見つけることができても、 それで売り切れで、ケース買いなど とてもできない。 親類筋の酒屋さんへお願いしても、 問屋さんから貰えない、製造が間に合わないらしい、と言われる。 何故?? なにゆえ、オロナミンCが引っ張りだこなのだ?? 酷暑が続き、ミネラルウォーターやら ポカリ、アクエリアスなどが 入荷した端からすぐに 売り切れてしまうのは まだ判るのだけれど。 義母からは、 リポビタンD、チオビタなどへの代替提案を、全て却下され、 何が何でもオロナミンCを入手せよ、と 厳命される。 ”WHY???” ( 続く ) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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