テーマ:気になったニュース(30843)
カテゴリ:ニュース
NHKのニュースで、感動したため覚書。 近隣の大型店への ひとの流れが止まらず、 寂びれ始めていた、京都府向日市の昔ながらの商店街が、 何か話題性のあるものを、と、飲食店が中心となって、 『 京都激辛商店街 』 と名付け、激辛尽くしの商店街にしたところ、 折からのブームに乗って、全国から観光客が訪れる程 盛況となった。 ところが、【 激辛 】 には欠かせない、世界一辛い唐辛子といわれる 『 ブート・ジョロキア 』( ハバネロの2倍 )の輸入先にトラブルがあり、 全く輸入できなくなってしまったため、商店街存続の危機に。 頭を抱えた商店街スタッフは、輸入できないなら、自家生産はできないものかと 近隣の農家に依頼して回り、自分たちで、ネットその他を調べて駆け回り、 ジョロキアの苗を350本集め、協力農家に託す。 結果、最終協力農家は20戸を数え、高温多湿の夏の気候や土壌、水が ジョロキア栽培に適したようで、実の付きも良く、出来は上々らしい。 商店街では、輸入するより安く 新鮮なものが安定して入手でき、 激辛料理に使うほかにも、香辛料として販売することもでき、 農家側でも、1kg1万円と、普通の唐辛子の30倍の値段で取引できるため、 喜ばれているという。 商店街さんも、農家さんも、笑顔を輝かせておられたのが印象的で 観ているこちら側まで 思わずにっこり。 私自身 辛党であるし、 例の 自作な 食べる辣油 に ハマってからは、 何でもかんでも、これを掛けてみたくなっちゃう悪癖を持つ。 だが、それでも、「 フツー 」 の10倍辛、20倍辛、とか なかには 100倍辛、とかいうものなど、 辛いというより、痛い、ようなものが もてはやされるのは、 正直、如何なものか、と思ったりしていたのだったが。 それらの是非はともかく、 不況にあえぐ商店街ぐるみで、試行錯誤しながら、 成果をあげ始めた矢先の大ピンチをチャンスに変え、 周りをも イイ形で まきこんだ結果、 地元の農商連携で 自給率をあげ、 「 まちおこし 」 どころか 向日市レベル で 活気付けてしまうパワーを生む。 これも 「 地域力 」 なんだ と 感じ入る。 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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