テーマ:大学生母の日記(2892)
カテゴリ:育児は育自~共に学び共に生きる~
3月9日 夜。 下の少年より、 保険会社から連絡が入ったとの電話。 下の少年が事故って 4ヶ月が経過し、 その間、保険会社に一切を委託していた私たちも悪かったのだが、 先方が 警察で述べた事実を翻され、 目撃者不在、警察不介入、ということもあって、 気が付いたら、9対1で、下の少年が悪い、ということになっており、 こちらの廃車費用どころか、先方の修理代50数万円を持つことになっており。 文句があるなら、訴えてくれ、と言われた由にて、途方にくれる少年。 先方の修理代は こちらの保険から支払っていただくにしても、 示談が成立する前に、勝手に修理請求されるのも おかしな話だし、 事故当初の 警察での互いの主張からの 保険会社の説明から、 余りに話が違うので、少年の憤りはすさまじく。 けれど 訴訟するにも時間とお金が掛かることから、 おかあさん どうしよう、と言われ、 理不尽な状況に追いやられることを 「 事故に遭ったようなもの 」 と例える意味を実感しつつ、 「 とても悔しいけれど、 私は、もう 君が怪我をしなかったから、それでいい。 訴訟で 君の貴重な時間を費やして、 不快な想いを重ねて行くより、 大きな勉強をしたと思って、あきらめよう。 でも、君が戦いたいなら、とことん付き合うよ? 」 すると 少年は 「 ぅん、そうだよね。 デカい出費をさせて 心配かけて ごめん。 これから、本当に気をつけるけど、 今度 また 事故に遭ったとしても、 僕は 絶対 絶対、相手にこんな想いは させんけん! 」 ぅんぅん。 私たちは 決して ひとさまに アンフェアなことをしないよう、 こころして 生きて行こう 帰宅して来た夫に、このことを伝えると 私にとっては 意外なことに、 夫は 当初の証言を翻した 先方と先方の保険会社に 激怒し、 先方は 社会人とはいへ若年ではあるし、 こんなことを許したら、先方の教育にも良くない。 銭金の問題ぢゃない、とにもかくにも、白黒をはっきりつけるべきである、と 【 少額訴訟 】 をつかって、徹底的に戦う! と言い、 私が 意外の念に あんぐりと口を開けている間に、 てきぱきと こちら側の保険会社さまに連絡を取り、 訴訟に向けて 話を進めて行くことになる。 ところが 11日に あの震災が起こり。 愕然、茫然とするなかで、保険会社からの連絡が入り、 14日に、訴訟のための打ち合わせで 夫が 少年に連絡を入れたところ、 少年曰く 「 こんな大きな災害が起きたのに、 僕の事故どころじゃないよ、おとうさん。 保険会社もこれから 本当に大変だと思うから、 僕の事故に掛ける時間も、被災者の方々の方に回して欲しいと思う。 ほんとに悔しいし、おとうさんたちには申し訳ないけれど、 僕は訴訟はしない 」 と。 (;;)。 「 う"。 その通りぢゃね、分かった。。。 」 恥入ったやうに 電話を切る夫に 『 負うた子に教えられ、、、、、』 とは、 こういうことを言うのかも。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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