テーマ:京都。(6102)
カテゴリ:観ました^^*☆
上の少年の学位授与式は、『 みやこめっせ 』 で行われると聞き、 不覚にも 「 何処、何処?? 」 と、 ちょっと悔しかった。 ググってみると、位置は 平安神宮手前、京都市美術館や府立図書館隣の 『 京都市勧業館 』 の通称であることが解って 一安心。 正直、 祇園 ~ 知恩院から 哲学の道は 何度も歩いても、 平安神宮周りは 素通りしちゃう一角だった。 『 みやこめっせ 』 の 現在の建物は 平安遷都1200年記念事業の一つとして 1996年に建てられた京都最大級のイベント会場( 設計:川崎清氏 )で、 5000名までの式典や展示会、学会、懇親会・立食パーティなどに 貸し出される他、京都伝統産業ふれあい館や 日図デザイン博物館という常設展示も。 伝統産業ふれあい館ならではの ミュージアムショップもあるので、 式典を終えたら、ゆっくり観覧しやうと思っていたのに、 想定外の事件勃発 で、吹っ飛んでしまうのだが、 それはまた 別のお話。 式典1時間前に 到着し、 毎日 少年がお世話になっているという 府立図書館を中心に付近を散策。 なんと 市美術館で 『 親鸞展 』 が!! なんといふ 有難き ご縁であることか! 明朝、 絶対 来よう!! 界隈は 院生とご家族らしき人々で あふれ始め、 家族なんて、誰も出席なさらないかも、と 思ってた自分の認識を改める。 『 みやこめっせ 』 の 入口には、式典の大きな看板が立っているため、 院生やご家族が 入れ替わり立ち替わり記念写真を撮られており、 グループ撮影などもあって、余り近寄れなかったのだが、 何やら気になる造形物が目に入り、 どうも そこに彫られているものが 愛しの 『 龍 』 に 観えて仕方がない。 しかも 球形のドームちっくな この辺りに 彫られているとなれば、 これは、きっと青龍で、 東西南北に 四神が鎮座ましまして おられるのでは!!! ぅへへ。 ごった返す院生たちを躱しながら、 入口正面に回ると やっぱり、いらっしゃった。 おそらく、玄武!! かこイイ青龍に比べ、 どうしても 甲羅がある分、 なんか ユニーク だけど。 青龍 に 競えるハズの朱雀や 白虎にも 逢いたかったけれど、入り込めない方向で 誠に残念! 後で ググって調べたところ、 この造形物は、『 悠久 』 という名で 市制100周年記念モニュメントとして 1989年に建立されたもので、 製作は京象嵌の老舗である川人象贋。 彫り込まれているのは、風水で守られた京都らしく、やはり 四神。 曰く、京都市の自治の伝統、市民の連帯、その高揚を表したもので、 このモニュメント設立協力金の協力者のメッセージが、 モニュメント内のタイムカプセルに埋め込まれており、 50年後、100年後に開封される予定らしい。 この四神たちは、それぞれ タイピンになって、 ミュージアムショップ内で売られているらしい。 ググって タイピンになってる朱雀と白虎の画像を発見! 期待通り、朱雀は なかなか。 青龍や朱雀のピンバッジとか ハンカチ、スカーフはないのかなぁ。。。 肝心の 『 悠久 』 の 文字 も 拝見できなかったが。 姿勢100周年のモニュメントとして 平安遷都1200年の歴史を背負い、四神を配して さらなる 【 悠久 】 を 願う 切なる言の葉 が。 うつろいやすい ひと の 世 と 天変地異 に 瓦解し尽くす 諸々 と。 【 永遠 】 は ない と 識っているからこそ の 願いなのだと しみじみ思う。 『 悠久 』 の 横にあった 朱色のものも、実は有名な 清水九兵衛氏による『 朱鳥舞 』。 清水氏の朱色シリーズは 京都駅ビル や 京都文化博物館、 新千歳空港などに 在るのに、 スルーしてしまって ごめんなさい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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