テーマ:気になったニュース(30839)
カテゴリ:ニュース
毎日 胸痛いニュースが続くなかで、 24日朝、福島県の野菜農家の60代の男性が 自宅の敷地内で縊死されたという29日の朝日新聞の記事には 紡ぐ言の葉もなく。 ( asahi.com ) この御方の自宅は、地震で母屋や納屋が壊れたものの、 畑の約7500株のキャベツは無事で、試食も済ませ、 収穫直前だった由にて、意欲的に納屋の修理などに励まれていたところ、 23日に 県からキャベツの摂取制限指示が出たのを受けて、とのこと。 23日まで作業日誌をつけておられたこの御方は、 30年以上前から有機栽培にこだわられ、 自作の腐葉土などで土壌改良を重ねて来られ、 キャベツには10年近くかけて種のまき方などを工夫し、 この地域では育てられなかった高品質の種類の生産にも成功。 農協でも人気が高く、地元の小学校の給食に使うキャベツも 一手に引き受けておられ、 安全な野菜づくりを誇りにしておられた由。 「 なにもかも喪っても、いのちさえあれば。 生きてさえ在れば、また 一から ヤり直せる 」 どうぞ 諦めないで。 どうか 前を向いて。 と、 そう 言い放てないところが 放射能汚染 の 恐ろしいところで。 母がヒバクシャであることから、 子どもの頃から、反核、反原発の立場で学んで来た。 だもんで、毎日、テレビの前で、 手を揉み絞り、歯を喰い縛って来たのだったが。 未曾有の大地震、大津波で 家を無くされ 大切なひとを亡くされ、 加えて 原発事故による 放射能漏れで「 汚染 」された土壌、海で、 農業、酪農、漁業を生業にされて来られた方々のこれから――。 震災・津波の爪痕だけでも 何もかもが ずたずた な なか、 先のみえない 原発の放射線汚染に 風評被害まで 抱え、 今後、どうやって、生活基盤、経済基盤を 構築していくのか。 「 國 」の出番だ、と 痛切に思う。 こんなときのために、「 國 」 は 在るのだと。 こゆときのために、「 みんなの税金 」 を預かっているのだし、 こゆときのための 本気な 「 政治 」 であるのだよ、と 思う。 「 國を挙げてのサポートだ!! 」 と 民草は 頑張ってる。 東北地方太平洋沖地震 復興支援プロジェクトは 【 がんばろう!! 日本 】 と 掲げ、 日テレ系 は 【 つながろう ニッポン 】 FNS は 【 ひとつになろう 日本 】。 サントリー は、 いち早く、少しでも多くのひとのこころに 絆の和を広げていきたいと、 総勢71名による 希望の歌のバトンリレーを行い。 著名人、経済人の方々が 次々に巨額な寄付をされ それぞれに 物資を集めて 運ばれたり。 お金も絵本も物資も、ポイントも、 ボランティアに駆けつける人々も、次々と集まり。 それぞれに できる形を探し、 継続して つながっていける形を模索し、 なけなしの知恵を絞り、なけなしの財布をはたき。 瞼を濡らし、胸を熱くし、手をつなぎ、 ひとりひとりが できることをできる形で 踏ん張ってる。 お金のない國だけど、 「 國 」 そのもの も 是非、踏ん張って欲しい、と願う。 この國に 縁あって良かった! と 思わせて欲しいと願う。 そして、 國を挙げて。 本気で 脱・原発の國を 目指して欲しいと願う。 そのための バイオ、 そのための 技術、 そのための 國力であって 欲しいと 願う。 ここのところ 落ち込み酷く、 この記事も アップできないでいたが、 今のところ、自死される連鎖は起きていないようで、 それだけは、有難く感じたりしている。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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