少しキレてしまった。
ヘルパーさんに。
就寝での手の位置を伝えるにも、本当にわずかな調整なので大変なのだ。
以前、マウスに置く指を「2ミリ前」と要求して、
「2ミリ~~!?(笑)」と笑った母に対して、私は怒りをぶつけたことがある。
なので、「少し右」と言ったからと言って「ほい」といきなり大幅にやられると、
「行き過ぎ!!!!」になり、「あ、はい」で大幅にやられると、「戻しすぎ!!!」
なんとも厄介です。
就寝での手の位置調整で、
「前・・・もう少し前・・・・・(位置が決まったので)はい」
の、「はい」でヘルパーさんも「はい!」と更に前に出す。
やり直し。
「後ろ・・・後ろ・・・・・(位置が決まったので)はい」
で、また「はい!」と後ろにやる。
「はい、で止めて!」と、ちょっとイライラ。
私のイライラが伝わってしまったんだろう。
だんだん「どっちが前でどっちが後ろ」すらわからなくなってるヘルパーさん。
やり直しのやり直しのやり直しのやり直しが続き、
私のイライラが頂点に達してしまった。
「はい、って言ったらそこがそうなの!!!そこから動かさないで欲しいの!!!
さっきからはい、って言ってるのにそこで止めてくれてないの!!!!!」
・・・普段ゆーーーっくり喋る言葉は何度も聞き返すのに、
こういう、とんでもなく聞き取り不可能レベルな攻撃は聞き取れるから不思議だ。
「わかった、止める。ここ?ここ?どう?」
めげない彼女。
私の母とのほうが年が近いのに、
私が無事に眠れるように、連日連夜自転車を飛ばしてくるのだ。
いつも胸がキューンとするのだ。