就寝介助の時。
掛け布団が首もとでモタついていたので、
「これで大丈夫ですか?」の言葉に、「首んとこ気持ち悪い」と言った。
ヘ「え!? あっ 」(と言いながら足元を直し始めた)
私「違う、首」
ヘ「えっ!? あ、腕!?」
私「ちがう、くび」
ヘ「えっ・・・・ふみ??」(すでにややパニ)
私「ちがう、 く び 」
ヘ「ふ み ?」
私「ちがう! く び 」
ヘ「ふ・み ?」
もう、「ふみ」は違うっつってるだろー!には、もはや気付かず、
「ふみ」にしか聞こえないのでそれしか繰り返さないのです。
私「 く び の と こ な お し て 」
ヘ「あ!!うみ!!膿が出てるんですね!?」(かなりパニ)
私「膿なんか出てないよ!首っつってんの!!」(早口(笑))
確かに、「くび」って、普段よく使う、聞き取れないワードベスト5に入るね。
あんまり相手が聞き取れない場合、
英語で言ってみたりするとよく通じることがあるんですが、
「ネック」は、余計に発声しづらいワードです(-ω-;)
私「頭と肩の間にあるもの!!!」
と、何故かこんな長文のほうが聞き取れるんですよね(笑)
ヘ「頭と・・・肩の間・・・」
と言いながら自分の首を押さえるヘルパーさん。
私「そこ!そこ!」
ヘ「あぁ・・・・・ここ、ふみって言うんだ・・・・・へぇ・・・・・」
・゚・(つД`)・゚・。
こうなると、ヘルパーさんには私の「違う」は届きません。
私「ちがう・・・く・・・び・・・」
もう無理でした。
彼女が空(くう)を見つめ始めました。
結構ぐったりしました。