いろんな機能が落ちすぎてしまい、こうなると這い上がるのは難しい。
胃腸もうまく働かず、とにかく口から食べられない。
それでも頑張って一口でも二口でも。
胃ろうがあるからいいんだけど、消化が悪すぎてツライ。
とめどなく喉を塞ぎまくる粘液に、「お前は何者だ?」とツッコんでみる。
高熱が出るようになって1週間くらい、
眠剤を飲むたびに「これでもう目を覚まさないかもしれない」と、
本気で思いながら飲んだ。
無事に目は覚めていたワケだけど、
すぐに呼吸困難のような状態になり、吸引、吸引、吸引・・・
苦しくて苦しくて、もうこれツライ。イヤだ。なんなんだ。眠りたい。
そう思って、亡き祖母に話し掛けた。
母の母、祖母は私が中3の時に亡くなって、
それ以来何か、祖母と私につながりを感じているんだけど。
「ねえおばあちゃん、私を連れてくの?そっちに行けってこと?
おばあちゃん、私死ぬんか?」
そしたら、それまでゼーゼーゴーゴーいってた呼吸がスーッとラクになり、
「ああ・・・眠れる・・・」と、眠れたのでした。
ホントの話。
おばあちゃんが、「まだこっちに来るな!」と言ってるんだと、
笑っちゃいますがそう思ってます。