舞台用語で、立ち位置や物の位置に目印としてカラーテープ等を貼ることを、
「ばみる」といいます。
すでに貼ってあるテープは、「ばみり」といいます。
私の人生に「ばみり」は切り離せないものでした。
舞台には、最低でも「センター」のばみりがあります。
よく、「そこ、ばみっといて~」と、言ったり言われたりしたものです。
そして、ダンスをやめても、ばみった人生です。
部屋中、ばみりだらけです。
やっぱり、私の人生に「ばみり」は切り離せません(笑)
たぶん多くの重度障害者は、ばみっていると思います。
例えば、私のパソコンデスクの下。
白いビニテでばみってます。
そしてこうなります。
奥は足をのせる台、手前は車椅子をのせる台(板)、
左の白いのはチャイム(コール)の子機です。
これらの位置は「絶対」なので、ばみらないと大変です。
掃除等で動かした時、記憶だけだと「絶対位置」は確実にずれていきます。
トイレ、テーブル、ベッド、車椅子・・・
ばみりまくり。